6月24日に発表したビンビールズ復帰作、見ていただいたり聴いていただいたりしてくれた皆さんどうもありがとうございました。
まだの方はオフィシャルサイトから是非。
大々的に解散してからたった一年で再始動するのも多少気恥しいものもありましたが、ささやかながらもインディーズバンドの新しい在り方を提示したいと常々考えていた我々ビンビールズとしては、メンバー間の距離の制約というものができたときに、それは何か克服すべき新たな目標のように捉えてしまったという感じもあります。まあ、それよりもなによりも各メンバーの「やっぱりバンドをやりたい」(いやもっと正確に言えば「ビンビールズを」やりたい)という気持ちがやっぱり強かったということかもしれません。
東京とアトランタの間の距離は約11,000kmです。
試してみて、遠く離れていても今や大概の事はできることがわかりました。4人でチャットもリアルタイムでできるし、音源ファイルの受け渡し、映像の確認、活動方針会議... 昼夜逆転していることもあり、もしかしたら全員東京にいた時よりも進行が早いくらいかもしれません。
一方、どうしてもできない事があります。それはライブです。
音や映像は通信回線を使ってリアルタイムでやりとりすることができる時代ですが、海底ケーブルを使って光伝送したとしても、光が1km進むのためには5マイクロ秒の時間がかかりますから、11,000kmの距離を片道送るだけで最低でも55ミリ秒の遅延が発生することになります。この情報伝達の遅延は互いの音を聴いて会わせながら演奏するには致命的なものなのです(専門分野)。
そのため、ライブはやはり私が時々東京に戻った時にしかできないことははっきりしています。
ライブができない代わりに、音源や映像はちゃんとしたものを用意することにしました。さらに、米国にいる新しい友人たちにも聴いてもらいたいので、二つの言語ですべての曲を作ることにしました。結構な手間ではありますが、これはこれで新しいと思うので、このスタイルでしばらく貫き通してみたいと思っています。
ライブもそのうちちゃんとやりますからね。その時まで是非おたのしみに。
最後に、日本にいた時に共に活動したバンドたちに逆の立場からちょっとだけお願いです。
ライブも良いけど、たまには新曲なりMVなり、作ってね。遠くにいると音源や映像が頼りなんです。
離れてみて、やっとわかった。
それではまた。
ナマハゲ
JUGEMテーマ:音楽
ご無沙汰しております、ナマハゲです。
四人で話し合って以下のようになりました。
今後は離れていても最新テクノロジーを駆使して四人で活動していきます。
新曲の発表もライブもある予定です。よろしくね。
新しいバンドロゴです。
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ご無沙汰しております。ビンビールズ(解散中)のナマハゲです。
お元気でしたか。
私は、ちっぽけな夢を叶えるために向かったアメリカでとても元気にやっています。入国して一週間もたたずに高速道路で追突されたり、引っ越した時にベッドが届かずに床で寝たり、部屋が小バエだらけだったり、警官の勘違いのおかげで無免許運転容疑で起訴され裁判沙汰になったり、いろいろな事がありましたが、とても元気にやっています。
昨日(3月20日)はビンビールズが解散を発表してからちょうど一年になります。「解散してから」ではなくて「解散を発表してから」一年です。なんか中途半端ですみません。でもちょっとキリが良いかなと思ったので、ひさしぶりにブログを書いてみようかと思いました。
今、東京に一時帰国しています。十年来の付き合いのとあるバンドの武道館ライブにスタッフとして参加するため、休暇を取って帰ってきました。ある時期一緒にライブをやっていたバンドが今では武道館を満員にするほどになった事は誇らしくもあり、現実感の無さもあり、うらやましくもあり、自慢でもあります。滞在中はそれ以外にも、個人的に好きだったバンドや応援していたバンドのライブもたくさん観させてもらいました。今でも彼らの事は強く応援しています。翻って自分の方は、日本を後にしてほんの9カ月ですが環境の異なる地での生活に右往左往していたためか、東京でステージに立って彼らと同じように歌っていたという事が遠い昔の事のように感じられました。自分がそうしていた事が現実だったかという事すら、少々あやふやになってきてしまいました。
だけど先日、ビンビールズ(解散中)国内組のメンバー3人を誘ってひさしぶりに4人でスタジオに入ってきました。
時間は空いてもこの4人で鳴らすグルーヴは体に刷り込まれているようで、あっという間に違和感なく気持ちよく演奏できている事に自分で驚きました。自分がバンドでギターを弾き、歌っていた時の感覚が瞬く間に蘇ってきました。とはいってもせっかく4人そろって過去の曲ばかり演奏するのは寂しいので、実は昨日は新しい曲を少しばかり作りはじめてみました。
物理的な課題はあるけれども、もしかしたら遠く離れていても、いや離れているからこそまた何か新しい事が出来るかもしれないなーなんて事をメンバーと話し合い、最後に「お達者で」と挨拶してそれぞれの住処に戻ったところです。
私は明日アメリカに戻ってちっぽけな夢の続きを再び始めます。この先どのようになるか、何ができるかはまだはっきりしません。もしかしたらメンバーともまた会えるかもしれないし、会えないかもしれません。
何かできた日の事を夢見て、みなさんもそれまで、どうぞお達者で。
text by NAMAHAGE
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2017年6月24日
この日、僕らは解散した。
超満員のフロアを眺めて歌いながら、こんなことをずっと考えていた。
ビンビールズは、良いバンドだな。
僕らのつくった歌は、とても良いものだな。
長いあいだ僕らを支えてくれた全ての人たち
あなたたちは、最高だ。
嬉しい時、楽しい時、哀しい時、辛い時、なんでもない時。
そんな時、たまに僕らの曲を思い出していただけるのであれば
これほど嬉しいことはありません。
またいつか、どこかで。
バイバイ!
ビンビールズ
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泣いても笑っても終わりだったら、できれば笑って終わろうじゃないか。
でも、泣いてもOKだ。
どっちなのよ。
自由に、君なりに、最後の瞬間まで楽しんでいってくれたら嬉しいって事です。
だから注意事項をまとめるよ!
6月24日(土)
新宿 Live Freak http://www.live-freak.com/
開場18:00 開演19:00
チケット3,000円+Drink (500円 or 飲み放題1,500円)
中学生以下無料(ドリンクのみ)
最終ワンマン限定配布4曲入ミニアルバム付
【1】新宿Live Freakへの行き方!
・新宿三丁目駅(都営新宿線/副都心線/丸ノ内線)からなら、[C8出口](BIGSビル内)を左に出て徒歩1分!
アコード新宿ビルB1F。(1Fにはラーメン屋さんが2軒( [品川製麺所] と [壱角家] )があります)
・JR新宿駅からは徒歩8分。
新宿駅東口を出る
↓
新宿通り(アルタ前の道)を御苑方向(アルタに向かって右)に直進
↓
世界堂がある『新宿二丁目交差点』を左折
↓
世界堂斜め向かいのセブンイレブンより50m先のアコード新宿ビルB1F。
(1Fにはラーメン屋さんが2軒( [品川製麺所] と [壱角家] )があります)
【2】会場かなり混み合うことが予想されご不便をおかけします。どうか譲り合っていただければ。不慣れな方はホール後方に留まることが多いと思いますが入場口付近に停滞すると後から来た方が入れないという事態になります故、ほんの少し気にかけていただけたら有難いです。
【3】大きなお荷物はコインロッカーをご利用いただくと便利です。調べたところ新宿三丁目のC6出口付近、あるは一つ隣のストークビルの一階軒下にあるようです。
【4】開場から終演までの間、場内禁煙とさせていただきます。幕中に一度ほんのちょっと休憩を入れますので、喫煙者のみなさまは屋外の良き場所でお願いできればと思います。携帯灰皿持参推奨。
【5】再入場可能です。出るときは受付の方にひとことお伝えください。
【6】開場から開演までの時間を1時間とってありますので、余裕を持ってお越しいただけると嬉しいです。この間退屈されないように、過去の秘蔵映像や非公開映像などをとりまぜてずっと上映する予定です。けっこう必見です。ヨロシク。
【7】ご来場の皆様一人ひとりに、もれなく4曲入り最終オリジナルCDを進呈いたします。タイトルは「有終のビ」。非売品です。アルバム未収録曲3曲と、特別なボーナストラックをひとつ。
【8】小中学生の皆様も少し来ていただくようですので、皆さんが観られるようにぜひ譲り合い精神を忘れずにいてくれたら嬉しいです。モッシュ・ダイブはお控えください(やる人いねーと思うけど)。
【9】他のお客様の迷惑にならないように配慮いただければ、撮影可です。何曲もずーっと写真や動画を撮り続けるみたいな感じはお控えください。
【10】終演後は場内でそのまま懇親会を行います。90分間飲み放題、軽食付きで一人1,500円お支払いいただければ、どなたでも居残りできます。なお、懇親会開始時間からは喫煙可とします。
以上、注意事項はそんなところです。
泣いても笑っても最後だよ。
楽しもう。
おれたちも、楽しむ!
text by NAMAHAGE
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まずは、きちんとラストの言葉をそれぞれ考えてくれたメンバーに感謝。
人生ってのは不思議なものだ。
まんぷくと最初にセッションした秋葉原のスタジオ。今はもうない。
毛ガニとまんぷくが友として出会った小岩のバー。今はもうない。
さとしこが応募してきたバンドメンバー募集サイト。今はもうない。
おそるおそる出演したライブイベント・ORGASM。今はもうない。
何度も何度も演奏した高円寺のライブハウス。今はもうない。
星の数ほどの偶然が重なって、ビンビールズは十四年間ほぼ途切れることなくやってこれた。
その間にたくさんのものが無くなって、そしてまた何か新しいものが生まれているようだ。
もしもどこかで自分たちの行動が少しでも違っていたら、たとえば目覚まし時計の針が5分でもずれていたら、ビンビールズというバンド自体、この世に存在していなかったかもしれない。
人生は、不思議である。
そして、十四年の間にビンビールズと少しでもかかわってくれた人を数えたら、数百人の単位では収まらないだろう。
その人たちだって、今これを読んでくれているあなただって、たくさんの偶然が重なって我々と接点をもってくれたのだろう。
人生は、愉しい。
このたびは、自分一人のわがままがきっかけでビンビールズというバンドを一旦終わらせてしまうのだけれども、けれども、我々の人生はきっとまだまだ続くので。
この先どんな偶然が待っているか、誰にもわからないわけだ。
ビンビールズをやっている間、たくさんの言葉を書いてきた。しかし、2017年6月24日、最終のワンマンライブでは、言葉だけでは伝えきれないものをすべて放出して「有終のビ」を飾ろうと思う。
じゃあね。あと少しで逢いましょう!
text by NAMAHAGE
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Q
正直、まだあまり実感はわかない。ただ、時折つぶやいてきたが、我々は明確な何かゴールを決めてやってきたバンドではないので、本当の意味での終わりは無いと思っている。
どこかのアイドルみたいに解散詐欺とつっこみが来るかもしれないが、またやることもあるだろう、くらいに思っている。近い将来かもしれないし、ものすごく先かもしれないが。
いさぎよく終われよ、と言う人にはすいませんと謝る。 待ってるぜ、と言ってくれる人にはありがとうと言いたい。
ナマハゲも以前同様のことを書いていたが、ビンビールズというバンドは、大げさに言うと、おこがましくも世間様に「生き方の提案」をしてきたつもりである。
「社会人になって本気でバンドなんて。」
「いつまで夢見てんだ。」
「結婚したらバンドなんてできない。」
「いや、さすがに子供が生まれたらもう無理。」
こういう風潮をくつがえしたい。サラリーマンでそれなりの地位で、本気でバンドやったっていいじゃないか。「働き方改革」だとか「ワークライフバランス」だとか、今頃になって世間が騒いでるじゃないか。 大人としての責任を取りつつ、好きなことをやって何が悪いんだ?
我々4人は、諸問題にときどきモチベーションが下がることはあったが、全て乗り越えて14年間やってきた。
どっかの歌みたいだが、なんだって「辞めないこと・あきらめないこと」が大事だということだ。
それでまかり間違って大きなライブハウスを埋めるくらい人気が出たら、痛快じゃないか。
そうやって若いバンドマン達の、勇気になりたい。 それがビンビールズというプロジェクトのミッションに、いつの間にかなっていたのだ。
だから、このミッションと精神に終わりは無いのだ。
僕ら4人が生きている限り。
そして僕らに共感してくれた人たちが精神を受け継いでくれる限り。
なんか淡々と書くつもりが暑苦しい感じになってしまった。もっと4人の関係とか、音楽的なことを書こうと思ったが、まぁまたそれはいつでも書ける。
解散ライブが終われば、ナマハゲは旅立つ。
残った僕ら3人の今後は、まだ決まっていない。
でもさっき書いたとおり、プロジェクトに終わりは無い。一緒になんかやるかもしれないし、やらないかもしれない。
僕自身、まだまだ人生においてやりたいことがいっぱいある。とにかくある。困るほどある。いや、現実は体はひとつだし、なんだか課長にもなっちまって時間も無いし、子持ちの身で金も限られている。
でも気持ちはずっと持ってる。だからときどき暑苦しいつぶやきも書く。
いいじゃないか、それで。 いいじゃないか、なんだって。
ということで、まとまりありませんが、6/24は最高のライブに致します。みなさま、乞うご期待!
text by さとしこ
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んー、なんでしょうね、別に良くありがちな感傷も無いし、開放感とかもない。今は驚くほど特別な感情はありませんね。
先日、最後のリハがいつものスタジオであったのですが…リハ中も感傷的なものや倦怠感も無く、スタジオを出るまで…出た後も全く何時もと同じでした。何なんですかね?w
それとも、あまりにも自分の一部になり過ぎて気づかないのかな…6/24の解散ライブが終わった後に「何か」が来るんでしょうかね…あぶねーなw
今、これを書いていて、思った事は、メンバーチェンジとかせず、十数年よく「4人」でやってこれたなぁ〜ってことくらいですか。
本当に各個人、実生活では何をやっているかはよくわからなくて、社会的立場とか趣味趣向とか全くお互いに興味が無いにも関らず、活動してきたことは奇跡に近い…でも楽器持って、4人集まると、違うんですよね〜なぜか。
自分は最初、結成当初はボーカルのつもりでいました。おそらく楽器で一番苦手なのはギターです。今更言うまでも無く、ギター関連のことはメチャメチャ疎いです。だから、よくここまでやってこれたなぁ〜っと。
4人で向き合うと何故か弾ける…アノ曲、コノ曲、どーしてあんなリフやメロディが思いついて弾けたのか思い返すと自分でも不思議な楽曲がいっぱいあります。他のメンバーが引き出してくれていたんでしょうね。
最後なので言いますが、一番のビンビールズファンって、自分だったんじゃないかなって、思ってます。
個人的に思い出す事は多々ありますが、それを含めて、それでも前に向かって進んでいくので、振り返ることはしません。
携わってくれた方々、一度でもライブに来てくれた方々、一度でも動画を観てくれた方々、一度でも楽曲を聴いてくれた方々、一度でもどっかで名前を聞いた方々…全ての心の片隅にでも生きていてくれて、時々何かのきっかけでビンビールズを、ビンビールズの楽曲達を思い出してくれたらそれで満足です。
…解散しておいてなんなんですが、この先「ビンビールズ」が自分を含めたメンバー、そして皆様方に、どんな風景を見せてくれるか楽しみなんです。
永遠なんて無いってわかってる…だから、さよならは言わないよ。
text by 毛ガニ
]]>高校生の時は、BOOWY、尾崎、ジュンスカ、レッド・ウォーリアーズなどの
コピーバンドで叩き、東京に出てきてからはオリジナル曲のライブバンドをいくつも組んだ。
THE HALATION、NOIZY GANGS、モスキートパンチョ、ベルグリーズ、
グロッカーズ、キラーパンダ、そしてビンビールズ。
自分のドラム歴の半分近くはビンビールズで叩いてきた。
ビンビールズ時代の14年間はいろんなことがあった。
倉田がナマハゲに、原子がさとしこに、渡邊が毛ガニにへと名前が変わった。
というか、オレが変えたw
(まんぷくはすでに14年前はまんぷくであった。)
初のスタジオリハーサルで、今まで曲作り未経験のメンバーと速攻で曲作りを始め、
ものすごいペースで曲が仕上がり、即ライヴ。
サラリーマンバンドとは思えないスピードだったと思う。
ライブ明けのスタジオ練習では、毎回ライヴ映像をノートPCでみんなで観ながら
ダメだしをしまくった。(主に、ステージングについて)
ライヴをがんがんできない自分たちには客観的に自分たちへダメだしして、
修正を加えていくことが良いと思ったからだ。
(これ、結構良いやり方だと思いますよ。バンドマンよ、参考まで)
「ビンビのライヴを楽しんでもらいたい!」
純粋にそのためだけに仕事終わりの深夜練習やライヴ映像チェックに励んだ。
目的を持って努力する者には、音楽の神様はちゃんと見てくれていて
ビンビールズは演者として成長し、お客さんにも楽しんでもらえるライヴを
連発できるようになった。
自主制作ではなく、エンジニアの方達とつくる音源というのも
ビンビで初体験だった。そこで初めてドラムも「クリック」で叩く
というのを覚えた。(クリックでオレのドラムも成長したなぁ)
14年間でバンド以外のことでも色々な変化が起きた。
家族が増えたメンバー、独り者から家族になったメンバー、
かみさんが服飾デザイナーになったメンバー、猫を飼いだしたメンバー、
課長になったメンバー、社長になったメンバー、内視鏡手術をしたメンバー、
会社でぶっ倒れて死にそうになったメンバー…。
様々なことが起こったが、「解散」には至らなかった。
「ビンビールズっていつまで続くのかな?」とたまに考えたこともあった。
その時は解散する理由がまったく見当たらなかった。
しかし、このたび解散する。
理由はすでに周知の通りだと思うので、あえてココでは触れないが
まぁ、潔いのではないかと自分たちの事ながら思う。
ラストライヴでは「お客さんと楽しい時間をとことん共有する」
そのことだけ考えてドラムを叩こうと思っている。
14年間、様々な方達に支えてもらえたからこそ、今日まで来られたと思う。
本当にありがとうございました。
最後に、ビンビールズの曲の中で僕が一番好きな歌詞をここに記す。
『君の歌は綺麗じゃなくて リリカルなフレーズをまるで壊している でも最高だ』
迷信と科学より
text by まんぷく
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ビンビールズ最終ワンマンまで残り二週間となりました。リハーサルがんばってます。おかげさまでものすごくたくさんの予約をいただいて、ずいぶん前からチケット受付停止とさせていただいています。有難いと同時に、ごめんなさいという気持ち。
以下、最終ライブに関連していろいろお知らせ事項があります。是非ご一読いただいて、最後までスムーズに楽しんでいっていただければ幸いです。
6月24日(土)
新宿 Live Freak http://www.live-freak.com/
開場18:00 開演19:00
チケット3,000円+Drink (500円 or 飲み放題1,500円)
中学生以下無料(ドリンクのみ)
最終ワンマン限定配布4曲入ミニアルバム付
【1】取置き予約をいただいている方で、当日都合が悪くて止むを得ずキャンセルとなっちゃったら、以下のアドレスまで「ご予約名」と「キャンセル枚数」をお知らせください。これは、次に述べる追加チケット発行枚数にかかわってきますので、「キャンセルの連絡ってバツが悪いな」という気持ちもあると思いますが、是非!シンプルに!お知らせください。お願いします!
【2】上記キャンセルの有無などを見ながら、開催一週間前になりましたら追加予約発行可否と枚数をお知らせします。今のところそんなに追加が出せる感じでもないんですが、快適に観ていただける範囲で少しでも多くの方にご来場いただけるようがんばっていますので、チェック・イット・アウトだぜよ。
【3】ご来場の皆様一人ひとりに、もれなく4曲入り最終オリジナルCDを進呈いたします。タイトルは「有終のビ」。非売品です。アルバム未収録曲3曲と、特別なボーナストラックをひとつ。お・た・の・し・み・に!
【4】勝手ながら場内は完全禁煙とさせていただきます。喫煙者の皆様ごめんなさい。ライブの途中で中座いただいても全然恨みませんので喫煙は屋外の良き場所でお願いいたします。携帯灰皿持参推奨。
【5】場内混み合うことが予想されますが、小中学生の皆様も少し来ていただくようですので、皆さんが観られるようにぜひ譲り合い精神を忘れずにいてくれたら嬉しいです。モッシュ・ダイブはお控えください(やる人いねーと思うけど)。
【6】開場から開演までの時間を1時間とってありますので、余裕を持ってお越しいただけると嬉しいです。この間退屈されないように、過去の秘蔵映像や非公開映像などをとりまぜてずっと上映する予定です。ヨロシク。
【7】終演後は場内でそのまま懇親会を行います。90分間飲み放題、軽食付きで一人1,500円お支払いいただければ、どなたでも居残りできます。なお、懇親会開始時間からは喫煙可とします。
まずは、こんなところかな。
じゃ、待ってます。
text by NAMAHAGE
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解散を発表してからかなり経ちますが、今更ながら、解散に至った事情をご説明したいと思います。
近しい方にはすでにお伝えしているので、知ってる方は読み飛ばしてください。
解散に至った理由は一つだけ。
私ナマハゲが物理的にかなり遠くに引っ越すからです。
外国です。
米国に。
それが理由で、メンバーで話し合ってビンビールズを解散することに決めました。
解散発表してから意外と「毛ガニの病気再発か?」とか心配いただいた方も結構いたという声も聞きまして、ごめんなさい。
毛ガニは嫌んなるくらいピンピンしてます。ご心配なく。
なんで今頃発表したかと言うと、渡航ビザが正式に取れていなかったからです。
今般やっと目途がついたので、お知らせできるようになりました。
実は二年ほど前から、外国で仕事してみたいと言う欲求が高まってきていました。
2015年に作った「ビアガーデン」の曲を作っている時、すでにメンバーにはその意向を伝えていました。
「ソラメ」と言う曲を作っていた時だったと思います。よく覚えています。
当然「ざわっ」としましたが、メンバーは俺のことはよくわかってくれているみたいなので、なんとなく理解はしてもらえたと思います。
それから約二年かけて色々と調整して、今年に入ってからとうとう、現実のものになったと言うわけです。
「今の時代、世界中どこにいたってバーチャルでバンド活動なんか出来るんじゃないか?」
「別に解散にしなくても、一旦休止で様子を見ながらまたやればいいんじゃないか?」
という意見もバンド内で出たし、俺も最初はそう思っていた。
でも、しばらくライブはおろかリハーサルもままならない状態になることは確実だし、中途半端に活動継続してヌルッとフェードアウトしていくバンドも今まで見てきたので、それはちょっと今まで応援してくれた人たちに失礼じゃないかと。
話しているうちにそういう結論に達し、一旦きちんと活動を終わらせることにした次第です。
なぜ外国に行きたいと思ったかという理由はあまり音楽とは関係ないので、このブログではあまり詳しく書かないこととします。
まあでもちょっとだけ言うとすれば、これから何十年か生きていくであろう人生、
「知らないこと」と言うのも徐々に減ってくるわけです。
実家を出て学生寮に入ったときの気持ち、就職して東京に出てきた時の気持ち、長く勤めてきた会社を辞めて新しい職についた時の気持ち、引越しをして誰かと新たな生活を始めた時の気持ち。
そんな時の気持ちを経験することってもうないのかな、と思い始めるような年齢になった。
でも、随分長く生きてきた気がするけど、順当に行けばまだ人生半分だなと。
まだまだ途方もなく長いな、と。
ここでもう一度くらいは「知らないこと」ばかりの世界で挑戦してみたくなった。
単純だけど、突き詰めればそんな気持ちだと思う。
日本が嫌になったわけでも、ビンビールズに飽きたわけでもないです。
いつ帰ってくるか今のところ予定は未定ですが、未来のことは誰もわからないので。
それを踏まえて、この最後の曲を聴いてもらえたら嬉しいです。
ではまた。
text by NAMAHAGE
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このブログは、インディーズバンドマンに向けて書いてたものである。
今まであまりこういう場で直球には言ってこなかったと思うんだ。でもビンビールズも終幕を迎えることだし、自分の周りでがんばってる才能ある音楽家の人たちへ、自分が今まで信じて実行してきたことをちょっとだけ、最後に伝えたい気分なんだ。
ビンビールズ、14年間やってきたけれども決して一般的に人気が出たわけでもないし売れたとも言えない。音楽活動が黒字になったともぜんぜん言えない。だからそれほど偉そうな事なんか言えない。しかしまあ、なにか自分たちのイベントを主催すればホールが埋まるくらいのお客さんが来てくれたし、対バンイベントでもそこにいる人たちには笑顔で見てもらえたし、曲もたくさん残すことができた。いろんな人に応援してもらいながら、自分たちのモチベーションが途切れることなく続けられてきたという自負はまあ、あります。
活動していく中で数えきれないほどの仲間と出会って仲良くしてきたけど、傍から見ていて「もうちょっとがんばろうぜ」と思ったことは多々あった。いくら良い音楽をやっていたって、昔(それもものすごく大昔の話だ)と違って自分達が音楽以外のところであらゆる試みを実行していかないと、知名度も収入も生活もあったもんじゃないって。
海保けんたろー氏が最近ブログでこんなことを書いている。
今はネットを探せばこういった提言が数多くあるので参考にしている人も多いと思う。多分にビジネスマン的な視点で書かれているのでときどき身も蓋もない物言いの時もあり、反発もある程度あったりする。でも、書かれていることの多くは「現実」に限りなく近いものだと思う。このブログは一例だけれども、音楽をやっていて、かつ少しでも多くの人に聴いてもらいたいと思っていて、それなのにここに書かれていることの中でただの一つも自ら実行に移せない、あるいはすべてを他人任せにしたいと思っているのであれば、さすがにその人は今の時代じゃ音楽以外の道を探ったほうが良いのではないかと思ってしまう。
この一つ前の海保氏のブログエントリー「動員の少ないバンドはライブするのを止めてもらえないだろうか」に関する議論が最近かなり界隈で盛り上がっていたというのもあり、それを読んで自分もいろいろと思うところがあった。でも人の書いたものについてどうこう言うよりも、ライブをするのを止めないために自分がいままで考えて実行してきたことを、周囲にいる人たちの間にだけでも少し伝えたくなったというわけです。ご容赦ください。
以下、バンドをある程度納得のいく形で続けていくために必要だった事や心がけていた事を書いてみたい。自分でも完璧にできてたとは言い難いけれども。当てはまること当てはまらないことあると思うけど、ちょっとでも参考にしてもらえたら、自分が嬉しいです。
【収入を得る】
音楽活動だけで一般的なサラリーマンと同等の収入を得ようとするならば、どれほどの人気者になる必要があるだろうか。たぶん思っている以上に凄い位置まで行かないと難しいだろうなと思う。一方、音楽をやるにはお金がかかる。ライブ以外にも、スタジオ代、機材費、レコーディング費用、CDプレス費用、撮影費用、諸々、数万円から数十万単位のお金が定期的にかかるわけで。よっぽどの天才的な才能があれば別かもしれないが、将来の可能性だけに賭けてそれらの費用を最初から負担してくれる人なんて今の時代存在するわけない。だからどんなバンドだって、最初はこれらの費用を自前で持つことになる。だから、出来るだけ安定した収入を得られる場所いるに越したことはないし、そのことに矛盾を感じる必要は無いと思うよ。
【時間をつくる】
でも会社で忙しく働いていたら音楽やってる時間がないよね。って言うじゃない。その解決策は、たぶん二つしかない。拘束時間が長くならない仕事を選ぶ。あるいは、そこそこ責任のある立場になって自分で自分の時間をコントロールできるようになる。うちのバンドもメンバーそれぞれ考えてやりくりしてきたとは思うけれども、まあなんとか4人ともやってこれたんだから、出来ないことではないんだろうと思う。
【ITスキルをもつ】
上記の費用と時間の問題にも絡みあってくるわけだけど、インターネット上のサイトを作ったりメインテナンスしたり、動画を撮影して編集したり、音楽編集ソフトを使ってレコーディングしたり、広告のデザインをしたり。メンバーの中で一人もそういうスキルが無かったら、かなり活動のスピードと外注にかかるコストの制約がある中で戦わなければならないわけだから。人に頼んだらお金も時間もかかる。もちろん自分でやるには初期投資がそこそこかかるけど、やりたいことを人に頼まずにガンガン進めていくんだったら、もう誰か一人がやるしかないでしょう。やろうよ。がんばろうよ!あと、できる人は、できないメンバーを恨まない事。やれる人がやるしかないだろって!
【諦めないで考える】
ミュージシャンなんだから曲はみんな好きなように作ればいいとは思うのだ。けどそれをより多くの人に聴いてもらいたいと思ったときに、「映像を付ける」という手法が有効な時代はまだまだ続く。続くけど、どこにでもあるような映像ではもう埋もれてしまう。自分の場合は、ミュージックビデオを作るときは、おそらくバンド活動の中で一番悩んで、頭をひねって、最後まであきらめないで考えるよう努めてきた。あまり予算をかけずに、シンプルで、でも目新しくて、一秒でも長く見てもらえるようなものを。自分で作った曲にどんな映像をつけるか。ここはやっぱり人に任せずに自分で考えるべきところなんじゃないかと思います。
【一息つかない】
ライブが終わった時。大きなイベントが終わったとき。新作のレコ発ライブが終わった時。「来てくれてありがとう!」って言う人は多いけど、そこで次回のライブなりイベントなりのお知らせをする人は少ないし、今後自分がどうしたいのかってのを伝える人も少ない。やっぱり、きちんとやって常に支持を得られている表現者っていうのは山をひとつ越えてもその先の山を見せてから終わるようだ。気が付きにくいところだけど、結構これって大きい。まあしかし、これは自分達でも毎回きちんとやるのは困難だった。難しかったけど、何か大きなことが終わったら可能な限り早く次の動きに取り掛かるように心がけていた。それでも、もっとこれを強く推し進められていたらなと思う気持ちも時々、あるんだ。
【でもきちんと心は込めたい。】
いろんな事をしなければならなくて、いろんな事を人から勧められる。気にかけてもらえるのは嬉しい。でも、人から勧められることが必ずしも正解とは限らない。自分に合わない、おかしいなと思ったら、やっぱり自分で考えて、きちんと選択して進むべきだと思う。たとえば自分は過去にtwitterのフォロワー数を獲得するためのテクニックなりサービスなりを教えられたが、それは頑なに実行しなかった。たとえ活動へ多少のプラスになったところで、そんな心のこもっていない事はしたくなかった。
一方で、ライブ会場への行き方やシステムの案内、自主イベントを組んだ時は共演者の紹介や、お客さんにとって知りたいんじゃないかなと思う情報はなるべく細かく案内することは心がけたりした。そういった事は、やればやるだけ結果として還ってきてくれたような気がします。忘れちゃいけない。最後は結局、心じゃないか。
長くなってしまった。
伝えたい事はそんなところです。がんばろうぜ。
text by NAMAHAGE
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それなのに、当の主役の二人からなんとも素敵すぎるお話をいただいて。
ビンビールズの『LIFE』をその時に歌わせてもらえないかと。
もちろん二つ返事で了解しましたし、「本当に僕の曲でいいんですか」という思いも少しありつつ。
そういった場に招かれた際に自分の曲を自分で歌わせていただくことは時々ありましたが、自分の作った歌を。自分がそこにいないのに。皆で演奏して歌ってもらえる。そんなことはおそらく初めてのことなので、とてもとても光栄で嬉しい気分になりましたよ。
しかも主役のお二人はもとより、バンドで演奏してくれる方々もほとんどが「言葉」を生業にしたり人生の大切な場所に置いている方々ばかりで。例えば小説家とか詩人とか編集者とかね。そういう「言葉」を大切にしている人たちから「あれはいい歌だね」なんて言っていただいていたということを後で聞いて、そのことにも本当に感激してしまいました。
そして後日「すごく盛り上がったよ!」なんて聞いてそうかそれは良かったなーと思っていたところに、そのバンドで演奏いただいた方が録音した音源を昨日ちょっと聴かせてもらったのですが
本当に凄く盛り上がってた
演奏技術も確かなバンドの皆さんになんだかたいへんお洒落にアレンジいただいているし、何よりメインボーカルをとった二人の歌声が楽しそうで楽しそうで、フロアの拍手や歓声なんかも大きく聴こえて。
居酒屋でそれを聴かせてもらいながら、こっそり少しだけ泣いちゃいました。
この曲を一人で歩かせていただいて、本当にありがとうございました。
なにより、
おめでとうございます。いつまでも青春みたいな生活を。
ご参考まで、原曲はこちら。
text by NAMAHAGE
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詩集といっても画像ファイルだけなんだけど、誰かに見ていただけようがいただけまいが、自分の創ったものの記録として活動終了までの間もうちょっと続けていきたいと思っています。
たぶん全部数えたら五十曲近く作詞してきたけれども、よくまあこんなに書いたものだと自分でもびっくりします。ビンビールズを始める前は詩とか文章なんて恥ずかしくて全く書けなかったんだけど、よくもまあ。
詩を書くのは良いものです。
書くことで、自分が少しはまともな人間でいることの手助けになります。
自分の書いたものに励まされたりもします。
今までにできた分を、ここにも掲載しておきますね。
それにしても愛だ恋だってのが全くと言っていいほど無いな。
クリックすると大きくなって読めます。
text by NAMAHAGE
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まずは是非、聴いてください。
これまでの曲とだいぶ違う印象が違う感じがするかもしれませんが、特に最後だからというわけではないです。ビンビールズは新しい曲をつくる度に、今までと違う曲を作ってやろうという意識でずっとやってきました。アルバム一枚通して聴いてもどれも同じ曲に聴こえるなんてことは最近の世のロックバンドではよくありますが、そういうのは好きじゃないので。それにベースのさとしこなんかは常々言っている事ですが、サビでいちいちテンション最高に盛り上がらなくてもいいだろうと。そんな気持ちも年々増してきたので、今回もこんな感じの曲に仕上がりました。
明るさも暗さも、切なさも希望も全部持ち合わせた、そんな曲になったと思います。
自分が聴いてきた音楽へのいろいろなオマージュも入っています。
是非、聴いてください。
黙って聴いていただいてももちろんオーケーですが、感想など聞かせていただけたら、それはそれでとっても嬉しいです。
text by NAMAHAGE
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6月24日(土)の最終ワンマンライブですが、ご予約多数につき一旦SOLD OUTとさせていただきます。
キャンセルなどの状況を見つつ、開催二週間前には追加予約受付の有無と追加枚数などを発表しますので、逃してしまった方はそれまでお待ちいただければと思います。
まだ二ヶ月も前なのに多数のご予約をいただき、本当にありがとうございました。お客さんがいっぱい来てくれたらいいなとは思っていましたが、まさかこれほど早く満席状態になるとは正直、予想していませんでした。いや、インディーズのバンドのライブってのは普通、開催直前までお知らせに励むわけで、「お客さん来てくれるかな」と悩み続けるわけです。二ヶ月も前に満席になってしまうなんてことは未経験なので、開催までの間どのように過ごしたらいいのかちょっとわからない感じになっております。笑
でも、ビンビールズはただいま、リハーサルを重ねております。
やるべき曲、やりたい曲をすべて挙げていくととんでもない曲数になってしまうので、こちらも非常に悩ましいです。さすがにあまり長丁場すぎる内容にはならないようにとは考えていますが、それでも過去最大の曲数を演らせていただくことになるかもしれません。
リハーサルで演奏していると、作って届けてきた我々の側からしても、ひとつひとつが大切な曲たちだなと実感します。
今思えば、なんでこんな曲が出来たのだろうと思います。
手前味噌で恥ずかしいですが、「なんて良い曲なんだろうか」とも思います。
これまでの活動の中でも一番気持ちの入ったベストな演奏でお届けしたいと思っておりますので、観に来ていただける皆様、是非、楽しんでいただければと思います!
text by NAMAHAGE
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だいぶ前の流行でなんか本当にすみませんが
去年(一昨年?)からのビンビールズメルマガの1コーナーとして、思いついた時に1枚ずつ書いて行った「私を構成する9枚」ってやつですけれども、今現在ここまでしか埋まっておらずですね
オフコース SELECTION 1978-81
聖飢魔? THE END OF THE CENTURY
T.REX DANDY IN THE UNDERWORLD
斉藤由貴 風夢
中途半端なままにしておくのも気持ちが悪いんで残りの5枚を埋めて完成させました。
BLANKEY JET CITY BANG!
エレファントカシマシ good morning
マイナスターズ ネガティブハート
ゆらゆら帝国 めまい
フジファブリック FAB FOX
単純に繰り返し聴いた回数の多いミュージシャンの聴いた回数の多いアルバムを入れてみました。
しかしあれだ。9枚って、無理だ!
text by NAMAHAGE
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最終ワンマン、受付開始と同時にとてもたくさんの予約をいただきまして、ありがとうございます。
二か月半も先の事なのに我々のために時間を空けておいていただけることがしみじみ嬉しいです。
さて、ビンビールズとしては過去に重要なレコ発とか、小休止からの復活とか、大事な局面で二度にわたり過去の歴史を私小説風に振りかえった「ビンビールズの歩み」という連載を書いたりしておりました。どんなものか興味のある方はこのブログの「カテゴリ」にまとまっているので、覗いていただければと思います。当時は結構好評をいただいた気がします。
しかし、今回はそういうのは、しません。たぶん。
どういう心境の変化か自分でもわかりませんが、ここ数年ばかり、昔の事を振り返るのがあまり好きではなくて。好きではないと言うよりも、「怖い」という感じかもしれなくて。あの時はよかったね、なんて振り返ってばかりいたら、負けな気がして。
なので、あまりそういうのはしません。
この日までの間まだまだやることが残っているので、僕は現在と少し先の事だけ見ながら、がんばりたいと思います。
あ、もしも、皆さんがそれぞれの思いで振り返ってくれるのであれば、それはもちろん嬉しいですから!
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2017年6月24日(土)
ビンビールズ最終ワンマンライブ
新宿 Live Freak http://www.live-freak.com/
開場18:30 開演19:00
チケット3,000円+Drink (500円 or 飲み放題1,500円)
中学生以下無料(ドリンクのみ)
最終ワンマン限定配布4曲入ミニアルバム付
最終ワンマンご予約フォーム
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text by NAMAHAGE
]]>JUGEMテーマ:音楽
4月1日のラス前ライブ@初台DOORS、沢山の方に観ていただいて嬉しかったな。
フラジールと麒麟のダブルレコ発に少しは華を添えられたようで良かったです。
さて、残るライブはあと一つ。詳細を決めました。
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2017年6月24日(土)
ビンビールズ最終ワンマンライブ
新宿 Live Freak http://www.live-freak.com/
開場18:30 開演19:00
チケット3,000円+Drink (500円 or 飲み放題1,500円)
中学生以下無料(ドリンクのみ)
最終ワンマン限定配布4曲入ミニアルバム付
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とにかく曲をやる。
そんな最期にする所存です。
多くの問い合わせをいただいているので、まだだいぶ先ですが本日から予約受付いたします。
ここで皆様にお願い。今回ばっかりは「最後は観に行くよ!」とSNSコメントなり口頭なりで表明いただいて嬉しい限りではありますが、行き違いのないよう、是非とも早めに以下予約フォームからお申込みいただければと思います。
新宿LIVE FREAKはそれほど広い会場ではありません。「最後なんで来てください!」なんて悲愴なお願いをするなんてことは我々の美学に反するためそんなつもりはありませんが、のんびりしているうちにSOLDになっちゃったよ...なんてことが起きてしまうと我々も悲しいので、是非とも早め早めのご予約の方、よろしくお願いいたします。
なお、この日までの間、我々からはまだお届けしたいものが残っています。そちらもお楽しみに。
text by NAMAHAGE
photo by 木下ひろこ
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突然の発表、お詫びいたします。
ビンビールズは、2017年6月末をもって、解散することにいたしました。
解散に至った事情については追々ご説明することになろうかと思いますが、今までのようにライブを行ったり、新しい曲を届け続けることが少なくとも今後数年の間はかなり困難になるであろうという事情が発生したためです。
決して、メンバー間の諍いや創作意欲の低下などによる事由ではありません。それ故、メンバー間の話し合いにおいて「あえて解散しなくても良いのではないか」「一旦活動休止でも良いのではないか」という意見も出ました。
しかし、うやむやにしたままフェードアウトしたりとか、中途半端な形でいつのまにか終わりになったりする事は、それこそ今まで応援してくれた皆様に対して申し訳ないという気持ちが強く、ここは潔く「きちんと活動を終わらせる」という選択をすることに決めました。
ビンビールズ、残るライブはあと二つだけです。
4月1日(土) 初台DOORS
6月24日(土) 新宿LIVE FREAK(最終ワンマンライブ)
穏やかな春の休日に寝耳に水の発表となってしまったこと、重ねてお詫びいたします。
決めた以上は残りの三ヶ月、最後まできちんとやり遂げますので、あと少しの間どうぞよろしくお願いいたします。
【次回ライブ】
2017年4月1日(土)
初台DOORS
「ダブルALBUM リリースイベント -極楽蝶ハ東へ飛ンダ- 」
開場/開演 18:00 / 18:30
チケット ¥3000 / ¥3500(D代¥500)
18:30 ビンビールズ
19:10 Bertie Page Clinic (from Australia)
19:55 フラジール
20:55 麒麟
ご予約はこちらのフォームからどうぞ。
text by NAMAHAGE
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SET LIST
東京
JETSTREAM
NEVER
NEW MUSIC
風
エアーヨーヨー(アンコール#1)
スリーコード(アンコール#2)
なにげに今年初のライブだったのですが、皆様、なんとかかんとか、お楽しみいただけましたでしょうか。今回「東京」という曲をだいぶ久々にオープニングで演奏させていただきました。この曲を作ったのはもう何年前だ。ビンビールズを結成してかなりの初期に作った曲だから、もう12年前くらいになるのかもしれない。たぶん自分が上京して12年くらい経つ時に、その間に変わり続けた東京の街並みについて歌った曲なんだけど、それからもう同じくらいの月日が経ってしまった。さあ出かけて行こう、さあ家に帰ろう、を何千回も繰り返しているうちに、また東京の街はかなり変わってしまっている。だから何だってわけじゃないけど。けど、今でもこの曲をしっかり四人で演れている事については、少し誇らしい気分になっても良いだろう。
次回は4月1日(土)に初台DOORSにて、大きめのイベントに登場します。普段はあまり重要視していないのにこんな時だけ言っちゃうのも大変やらしい話だけど、この日はわたくしナマハゲの誕生日だ。おめでとうの言葉も誕生日プレゼントも要らないからその代わり、ライブに来てくれよ!←
でもサプライズとかバースデーケーキとかそういうのはものすごく苦手だから無しだぞ。これはフリではないぞ。断じて無しだ!
ただ、「この人も四十五のおっさんになったもんだなあ」と思いながら見てくれたらオッケーだよ。よろしく!
【2017年4月1日(土)】
初台DOORS
frAgile3rdアルバム「くたばれノスタルジア」発売イベント
出演 frAgile / 麒麟 / Bertie Page Clinic / ビンビールズ
出演時間などの詳細は近日中に発表します。
text by NAMAHAGE
photo by 木下ひろこ
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なんつーか、バンドやってる人は観たほうがいいんじゃないかな、と思わせる映画だった。
伊坂幸太郎氏の本はわりと好きで一時期よく読んでいたけれど、なぜかこのフィッシュストーリーの原作は読んでいなかった気がするので映画が先。知らない人のためにものすごく乱暴に要約すれば、売れないロックバンドが作った曲が時代を越えてつながってつながって最終的にものすごい事を起こす、という話なのだが(ものすごく乱暴です)。
我々のような売れないバンド(ここであえて「売れない」という言葉を使ってしまうけど)としては、今やってる曲が果たして誰かに届いているんだろうか?と思ってしまうことはたまにある。たまにというか、よくある。実は常にある。もしかしたら売れてるバンドでも思うのかもしれない。わかんないけど。
音楽、特にロックと呼ばれる音楽をやってる人は、ちょっとでも誰かを幸せにしたいとか、救いたいとか、役に立ちたいとか、そういう気持ちで曲を作ってる人はそれなりに多いんじゃないかと思う。わかんないけど。少なくとも自分はわりとそうだ。自分の曲で誰かがちょっとでも救われて、少しでも幸せな人生を送ってもらいたいと思ってるところはかなりある。なんか大きなこと言うようだけど。思ってるんだ。思ってるんだよ!別にいいだろ!
だけど、実際に自分の曲が誰かに本当に届いてるのかなんて分かるすべが無いということも感じている。「元気が出ました」とか「笑顔になれました」とか言われたらそれは嬉しいよ。嬉しいから、そう思ったら言ってもらえたら、正直嬉しいよ。どっちかといったら言ってください...
けどさ、それって一瞬じゃない。
その一瞬が、本当にその人の人生を良くしたかなんて大きなことは実際はわからないじゃない。
そんなこと、誰にも分からないじゃない。
それを、俺たちが分かろうとすること自体、傲慢じゃない。
だからね、結局俺たちは、誰かの心に届いているんじゃないかと信じて、思い込んで、続けていくしか、ないんじゃないかな。
2017年2月25日(土)
夢うらら主催 〜過ぎてもチョコくださいの回〜
@下北沢ろくでもない夜
OPEN 17:30
START 18:00
チケット 前売2,500円+1drink 当日3,0
〜出演・タイムテーブル〜
18:00 葉月
18:25 walrus
19:00 オルタードシステム
19:35 tardigrada
20:10 Lastdrop
20:45 夢うらら
21:20 ビンビールズ
チケットご予約はコチラまで。
text by NAMAHAGE
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ビンビールズの活動中おそらく最も多くライブを演らせてもらった高円寺ミッションズが2017年1月22日をもって閉店する。
ライブイベントORGASMで散々世話になったCHAOSも一年振りのライブだというし、最後に一目とも思い閉店直前に立ち寄ってきた。ここでは10周年記念イベントもやったし、活動休止からの復活ライブも、ワンマンもやったし、いろいろ思い出がある。思い出ばっかり引きずってちゃあいけないなっていうのもあって普段は過去の記憶はあまり引っ張りだし過ぎないように努めているが、今日は特別だな。
高円寺ミッションズ
ありがとうございました。
きっと忘れない。
text by NAMAHAGE
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ビンビールズは先日の2ステージライブをもちまして2016年の活動を終了しました。例年の事なので「またか」とお思いでしょうが、過去の事を振り返るのはあまり好きではありませんし、年越しとか記念日とか、誰かが決めた節目を必要以上にありがたがることも本意ではありません。ですので、今年ビンビールズにどんな事があったかとあらためて振り返ることは、いたしません。
最初も最後も無いとかね
別れはいつかは来るとかね
そうは言ってもやっぱ気になってんだね
節目ってやつはそういうもんなだね
プレイボタンを押した方は聴いていただいているであろうこの曲は「ソラメ」と言います。「まあそうは言っても節目って気になるよね」という内容でして、年末年始の気持ちを歌った曲です。この曲、自分としてはかなり好きなのですが、季節モノというのもあってあまりライブで披露する機会が無いものですから、できたら何らかの方法で聴いていただきたいなと思ってこのような形でご提供してみました。
ビンビールズですが、今年で活動約十三年になると思います。メンバーを変えずにこれだけ長く続けてこられたのは奇跡的としか言いようがないです。そうは言っても、あまり人に言う事でもないのであえて伝えていない事も多々ありますが、これまでバンド存続に関して危うい状況が何度かあったという事も確かです。それをなんとか乗り越えながら、スローペースながらも曲を作って発表し、一定の周期でライブを行い、ここまで来れているということについて、「嬉しい」というよりも「ホッとしている」という表現の方がしっくり来るような気がします。
先日ドラムのまんぷくと車で移動していたときに何となく「ビンビールズ今度どうする?」みたいな話題になって、特に何か結論が出たわけじゃないのですが、もしビンビールズが無くなったら自分はその後どのように生きて行くのかという事を想像する機会がありました。しかしながら、僕は正直ビンビールズが無くなった時の自分というものを具体的に想像できませんでした。
一方で、自分がビンビールズで曲を作り歌詞を書き演奏して歌うという事を繰り返している意味については、最近少しずつ確信が持てるようになってきたという一面もあります。それはやはり「自分の曲は自分自身に向けて作っている」という事がよりはっきりしてきたという事です。自分の作る歌の中にいる人物は、今現在の自分よりも少しだけ理想の人間像に近い存在だという気がしてきたという事です。そうする事で、何とか自分が正気を保っていられるし、公明正大に生きるという事を諦めないでいられるような気がします。
ですので、もし自分が曲を作って歌うことを止めたら、たぶん自分は今より少しダメな人間になるのだろうと思っています。
音楽に携わっていなくとも、人それぞれそういった心の拠り所というものが何かしらあるのでしょう。
きっと。
来年、どんな風に動いていくのか、どんな事が起こるのか、まだよくわかりませんが、
一年間お付き合いいただき
どうもありがとうございました
また来年!
ビンビールズ ナマハゲ
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12月17日ビンビールズ2ステージライブ、みんなありがとうね。
僕らがハシゴでライブできるようにするのに、2つのイベントの主催者には細かく時間調整などご協力いただいてしまいお手数おかけしました。両者とも快く対応していただいたんだけれども、イベントを主催する側としてはこういうの結構大変なのを知ってるだけに、我が侭を聞いてもらってスミマセン。
『昼のビ』の鳩尾バズーカモンスターズは想像通り「ゆるカオス」な感じで、それにしてもコアな音楽をやってる人たちはなんでこんなにみんな人に優しいんだろうって思ったよね。ビンビールズとしてもちょっと黒っぽいイメージの曲を集めてやらせてもらいました。スクラムシロップとはバンドをやってるスタンスに勝手にシンパシーを感じているので、これからも仲良くしてくださいセンパイ。
『夜のビ』のKISS the RHYTHMは一転して、ゆるやかでビースフルな雰囲気で。たくさんの方に見ていただいてありがとうございました。昼のステージの疲れが丁度良く力を抜いてくれたみたいで、かなり良いライブが出来たんじゃないかと自負しております。
ライブ写真というものについて、思っていることを少し書きます。今回「KISS the RHYTHM」ということで初めてイベントを主催した木下ひろこ氏、本人が数えたらこれまでビンビールズのライブを71回も撮影してくれているとのこと。自分らがやったライブの本数にも驚きだけど、ほとんどのライブに予定を合わせて撮りに来てくれる彼女にも感謝しきりです。大きな会場でやる人気のあるミュージシャンなら分かるけど、我々のような規模感のバンドがこのようにメジャー級の作品を撮るフォトグラファーに毎回お付き合いいただけるのは、なんだかおこがましいと思う気持ちも正直あります。でも、ありがとう。
俺は感じているんだけど、良いライブ写真を撮るフォトグラファーというのはプロ意識がとても高いので、ライブ撮影中も常に背後にいる観客の邪魔にならないように細心の注意を払って移動したりシャッターを押していたりすると思うのね(たま〜に超邪魔な感じでバシャバシャ撮るやつがいるけどそれはダメダメな例)。ひろこ氏はそのうえ仕事も驚くほど早くてだいたい翌朝には写真ができてるし。だから、いつも恐縮してるんですほんとに。それで、昨日は彼女主催のイベントだし「やるなら今日しかない」と思ってラストのスリーコードでステージに引っ張り上げちゃいました。あとで記録映像見たけど、ステージの上で堂々と動き回りながら撮影をするカメラマン、新しいでしょう!でも良いアイデアだと思ったんだけど、後で聞いたら「ステージの上からは撮り難かった」と言われた。笑
そういうわけでまあ何が言いたいかと言いますと、バンドの活動というのはそういった沢山の裏方さんのプロの仕事により成り立っているというのを、今回はちょっとだけ知って欲しかった、ということであります。
今日は彼女きっと疲れて寝込んでいると思うので、今回撮ってもらった写真はまたのちほどご紹介しますね(冒頭の一枚の写真は記録ビデオからの切り出しで、彼女の作品ではありません)。
ビンビールズ来年の予定はまだモヤっとしか決まってないので、じきに発表します。それでは。
12/17曲順
【昼のビ】
風
ハイライト
バガボンド
GATE CRASHER
エアヨーヨー
【夜のビ】
賛否両論
JETSTREAM
A
NEW MUSIC
ストライダー
スリーコード
text by NAMAHAGE
]]>今週はかなり細かいことを集中してやったり、打ち合わせで人と対決したり精神的にもいろいろあったので、ああこれはたぶん風邪じゃなくて過労で身体が拒否反応を示しているのかなと思い、午後はすべての仕事をぶっちぎって携帯の電源を切って布団で寝たり漫画を読んだりして現実から逃げた。
今日も少し別の業務はあったものの、なるべく部屋で何も考えず寝たりギターを弾いたりしていたら、ほぼほぼ完治。
最近身体の状態がやばい時の対処法も板についてきた。
こういう時に速やかに逃げることができないとかなりやばい事になる気がする。
サラリーマンの仕事ってのは個人じゃなくてチームでやるものだと思うように努めている。自分なんか普段からそんなに大した仕事してないし、二、三日いなくてもそんなに大きな問題は起こらないはずである。いや逆に自分がいないと仕事が回らないなどという考えはただの傲慢でありそのような意識で仕事を進める事は事業継続性という意味で既にビジネスマンとして失格である。だから君がいなくとも何も問題は起きない。携帯の電源を入れたら着信履歴が大変なことになっているかもしれない。メールの件数えらい事になっているかもしれない。しかし、それらの問題は君が居ない間に自然に解決しているものが大半であろう。君が居なくとも世界は続くのだ。だから身体や心が悲鳴を上げた時は休め、逃げろ、君よ。誰に何を訴えているのか、わからなくなってきたが。
日々前向きに生きようと努めていると疲れるよ。だからたまには、後ろを向こう。
なわけで明日はライブで歌うよ!
12月11日(日)
夢うらら主催〜忘年会の夜〜
下北沢ろくでもない夜
前売2,500円/当日3,000+1ドリンク
開場17:30 開演18:00
18:00 西山小雨
18:30 ノムライダー
19:05 なまおとさず ←←←
19:40 twichem
20:15 夢うらら
20:50 もりきこ
21:25 Night Zoo
22:00 NEO DIS-CODE
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えくおとさず岡田
と
ビンビールズナマハゲ
の二人ユニット
『なまおとさず』
のライブを12月11日(日)に行いますよ。
えくおとさずのワンマンライブが一昨日あったので、邪魔してはいけないと告知を控えておりましたので直前になってしまい申し訳ありません。
いや、私ナマハゲは何度も言ってて「もうわかったよ」と思われると存じますが本当にえくおとさずの曲が好きで、ほんとに好きで、好きで好きでどうしようもなくて、好きすぎて歌いたくなって、「俺の曲を歌っていいから、代わりに君の曲を歌わせてくれ」と申し入れて、実現したユニットの2回目のライブなのです。
ビンビールの曲を岡田が
えくおとさずの曲をナマハゲが
歌います。
あと、VJ付きで歌詞をすべて出します。
歌詞、大切なんでね。
世の中はいつだって良い事と悪い事があるけど、私ナマハゲはビンビールズの曲を作るときはかなり前向きな気分にがんばって勇気を振り絞った感じの歌詞を書いているのですが、えくおとさずの曲はその真逆であります。「無理です」「興味ない」「あと五分だけ寝かしてください」「やめとけばいいのに」などタイトルを見ればわかるように。
俺だってたまに負のオーラ全開で歌いたくなるときがあるのさ。でもビンビールズの前向きな曲にもひとすじの闇があるように、えくおとさずのネガティブな曲にもひとすじの希望だってあるのさ。
前後の出演者もかなりお勧めなので、是非ともお越しください。
特に直前のノムライダー、見逃すな。
12月11日(日)
夢うらら主催〜忘年会の夜〜
下北沢ろくでもない夜
前売2,500円/当日3,000+1ドリンク
開場17:30 開演18:00
18:00 西山小雨
18:30 ノムライダー
19:05 なまおとさず ←←←
19:40 twichem
20:15 夢うらら
20:50 もりきこ
21:25 Night Zoo
22:00 NEO DIS-CODE
ご予約
https://pro.form-mailer.jp/fms/76e3d38a83013
text by NAMAHAGE
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昨日、短編小説(生涯二作目)を掲載してもらった文藝誌『棕櫚 第五号』を売るために文学フリマに参加してきました。
記念撮影するというのでさくっと椅子に座ったらザ・センターだった。すみません。
知らない間にずいぶん買っていただいて当日持ち込み分は完売になったようだし、掲載作家さんたちとも色々とゆっくりお話できて大変良き一日だった。人の話を聞くと、小説の書き方にもミュージシャンが曲を作るのと同じようにいろんな書き方があるものだ。自分の場合は文章を書く時にもバンドで曲を作る時と確かに共通点があって、細かいプロットなどあまりないままテーマと想像上の風景だけ決めて書き始めて、自分の書いた言葉から自然とつながって出て来るもの(脳から何かずるずると引っ張り出している気がする)をどんどん書いていって最後まで行くという方法で書くのだが(今のところはその手法しか自分はできない気がする)、最後を決めて遡って書く方もいれば、全体をかなり細かくまとめてから手を付ける方もいる様子で人それぞれ。長編とかになるとまた変わるのかもしれないし。そういうのを聞くと、面白い。
そんな風に思いつつ自分の書いたものを思い返してみると、あ、やっぱりこれ曲に似てるなと思った。イントロがあって、AメロBメロがあってサビがあって、Cメロがあってサビがあってアウトロで終わるみたいな。もし音楽つながりの人に読んでいただける機会があったら、そんな風に思いながら読んでいただくと嬉しいかもしれません。
まあ自分の場合はとにかく、文章を書くと心が落ち着く。それが良い。
『棕櫚 第五号』と、処女作の載っている『棕櫚 第四号』はビンビールズの通販サイトでも買えるからよかったら是非。各700円です。あとライブ物販にも持っていくのでね。
【12月17日(土)ビンビールズ ダブルヘッダーライブ】
【昼のビ】15:30〜
鳩尾バズーカモンスターズvol.25
三軒茶屋HEAVEN’S DOOR
open 15:00 start 15:30
前売2,500円/当日2,700円[+1drink ¥500]
— 出演 —
TOKYO YANKEES
バイドク
BLACK VELVET LUCY
東京梁山泊
髭と味噌汁
ampcharwar
棘
SCRUMSYRUP
ビンビールズ
TITS, TATS & WHISKERS/PAPAPA
ビンビールズ出演時間:15:30(トップバッター)
【夜のビ】19:00〜
木下ひろこ&NAOTO presents『KISS the RHYTHM』
下北沢MOSAiC
open 16:30 start 17:00
前売・当日2,000円[+1drink ¥500]
— 出演 —
ぜんぶ夢みたい、私ここにいるのに(さめざめ×福井伸実)
ビンビールズ
BLUE SUGAR SPIRITS
The Rebel
FlatLandCoil
food パン焼き屋コルリ
photo exhibition 木下ひろこ
ビンビールズ出演時間:19:00
【特典】「昼のビ」『鳩尾バズーカモンスターズvol.25』にご予約いただいた方、先着10名様に「夜のビ」『KISS the RHYTHM』のチケットをプレゼント!(昼のビ・ステージ終了後、現場で直接お渡しします)
ご予約は予約フォームから以下3種類選択ください!
(1) 昼のビ:三軒茶屋HEAVEN'S DOOR 2,500円+ドリンク500円(夜のビチケット特典付、先着10名)
(2) 昼のビ:三軒茶屋HEAVEN'S DOOR 2,500円+ドリンク500円(単品)
(3) 夜のビ:下北沢MOSAiC 2,000円+ドリンク500円(単品)
text by NAMAHAGE
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相当ヒットしているらしいファミコンミニ、予約していたので発売日にゲット。
ディスクシステムのソフトを起動するときの画面と音楽に落涙寸前だった。
懐かしいゲームがたくさん入っているがしかしいかんせん、今の自分にはやりこむだけの時間がないと実感させられるのが切ないところ。今と違って当時のゲームってやっぱ普通に難しいしね。まあ特にアトランティスの謎とかね。
そんな感じで少し切ない思いをしていたところに小学生の甥が遊びにきたので、やらせてみた。
どうやら普通に面白いらしい。エキサイトバイクとかかなりはまっていつまでもやっていた。なんだか自分でやるよりも人がやるのを後ろからあーだこーだ言いながら見てる方が楽しいのかもな、と思ったり。
それにしても、今の子供が三十年も前のゲームを面白いと思う気持ちは、わからないでもないが大変不思議な気持ちになる。自分らの世代はビデオゲームそのものの黎明期から、自らの成長とともにスペックがどんどん上がって新しいものがどんどん出て来て、明らかに様々な「発明」があったし、新しいものを次から次へとやるのが当たり前だった。今でもマシンスペック自体は着々と上がっているが、新しいものが面白いものとは限らないのが二十一世紀なのかもしれないし、それでもそれが果たして良い事なのかどうかも今ひとつわからないままである。
音楽だってそうだ。ここのところレコードとかカセットテープに回帰する動きが出て来ているし、若い世代の音楽でも古い時代の音楽ほぼそのまんまみたいな曲が売れてたりする。
今の十代とかの世代は、そんな風に時代に縛られずに自分の好きなものを好きなように楽しむというものなのかもしれない。
しかし、果たして今の十代が三十年前の音楽やゲームをリアルタイムな意識で楽しんでいたとして、何十年か後にそれにたいしてノスタルジーを感じることってあるのだろうか。ノスタルジーに対するノスタルジーってのは、どんな気持ちなんだろうか。
ま、ファミコンミニをきっかけにそんな答えの無いようなことを考えたりした一日でした。
この流れなので
最後にビンビールズの代表的なミュージックビデオをどうぞ。当時はMVじゃなくまだPVって呼んでたなあ。
text by NAMAHAGE
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自分で作ったメロディには日本語の歌詞が自然に乗るんですが、今回はほぼ初となるベースさとしこが作ったメロディに歌詞を付けるという試みをしたので、他人の作ったメロディに言葉を乗せるというのは実はけっこう苦労しました。結果的に全英語の歌詞となったのは、やっぱり洋楽偏差値の高いさとしこの楽曲にどうしても日本語の歌詞がうまく乗せられなかったのと、あとは英語で歌ったら海外の人にどう受け止めてもらえるのか試してみたかったというのがあります。まあ今の時代はYouTubeとかにあれば世界中どこからでもアクセスできるので、やっぱり日本語歌詞というだけで見てもらえない可能性もそれなりにあるかと思い。
英語だと日本語以上にストレートな歌詞を乗っけられる気がするというのも今回新たな発見。
そんなわけで、まだまだ絶賛公開中です。歌詞の意味は以下参照。
"JETSTREAM" 日本語訳詞
目を閉じる まだ先は長い
ブルーな日 暗い議論を投げかける
デスクトップを閉じて本当の窓に向かう
グレーな空 混乱へ戻ってゆく
決してセンチメンタルにはしたくないんだけど
ひとつ間違えた事を教えてあげよう
私は聴く 私は見る 自分の道を確かめる
したくない事はしない 君の代理にはなれない
あなたは聴く あなたは見る 自分の道を確かめろ
留まらなくてもいい 人生を演じることは出来ない
そして いつか会えたらいいね
決してセンチメンタルにはしたくないんだけど
ひとつおかしなことを教えてあげよう
考えるな 夜空を感じろ 上を向け 轟かせろ
そして君も星となる
私たちは感じる 私たちは匂いを嗅ぐ それぞれのやり方で
それは多分本当の事 だから何だってんだ いくつもの理由がある
信念があれば 少なくとも
私は聴く 私は見る 自分の道を確かめる
したくない事はしない 君の代理にはなれない
あなたは聴く あなたは見る 自分の道を確かめろ
留まらなくてもいい 人生を演じることなど出来ない
そして また会えたらいいね
text by NAMAHAGE
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ライブしばらくお休みしておりお待たせしました。2016年12月17日(土)、ビンビールズは(多少ムリをして)同日ダブルヘッダーライブに挑みます。2ステージ曲被り無し!天使と悪魔!表と裏!そんな一日にしますので、お時間許せば是非二つとも、ご多忙であればどちらか一つでも。(2ステージご予約の方には特典あり)
【昼のビ】15:30〜
鳩尾バズーカモンスターズvol.25
三軒茶屋HEAVEN’S DOOR
open 15:00 start 15:30
前売2,500円/当日2,700円[+1drink ¥500]
— 出演 —
TOKYO YANKEES
バイドク
BLACK VELVET LUCY
東京梁山泊
髭と味噌汁
ampcharwar
棘
SCRUMSYRUP
ビンビールズ
TITS, TATS & WHISKERS/PAPAPA
ビンビールズ出演時間:15:30(トップバッター)
【夜のビ】19:00〜
木下ひろこ&NAOTO presents『KISS the RHYTHM』
下北沢MOSAiC
open 16:30 start 17:00
前売・当日2,000円[+1drink ¥500]
— 出演 —
ぜんぶ夢みたい、私ここにいるのに(さめざめ×福井伸実)
ビンビールズ
BLUE SUGAR SPIRITS
The Rebel
FlatLandCoil
food パン焼き屋コルリ
photo exhibition 木下ひろこ
ビンビールズ出演時間:19:00
【特典】「昼のビ」『鳩尾バズーカモンスターズvol.25』にご予約いただいた方、先着10名様に「夜のビ」『KISS the RHYTHM』のチケットをプレゼント!(昼のビ・ステージ終了後、現場で直接お渡しします)
ご予約は予約フォームから以下3種類選択ください!
(1) 昼のビ:三軒茶屋HEAVEN'S DOOR 2,500円+ドリンク500円(夜のビチケット特典付、先着10名)
(2) 昼のビ:三軒茶屋HEAVEN'S DOOR 2,500円+ドリンク500円(単品)
(3) 夜のビ:下北沢MOSAiC 2,000円+ドリンク500円(単品)
text by NAMAHAGE
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今回は初の試みとなる、ベースさとしこ作曲による疾走感あるナンバーです。是非、見ていただきたい。
さらに、初の試みとなる英語詩です。
あまり言ってきませんでしたが、実は我々2016年は完全DIYに取り組んでみるという課題がありました。そして作った曲にはすべて映像をつけることにしました。前作NEW MUSICも今回のJETSTREAMも、レコーディングから撮影編集にいたるまでをすべてメンバー4人の手だけで行いました。それぞれの分野のプロの技術の価値を否定するものでは全くありませんが、バンド結成してから早13年、現代のテクノロジーを使って、人に頼まずに自分たちだけでどこまでできるか一度確かめてみたかったのです。なかなか面白いものができてるんじゃないかなと、思っております!
JETSTREAM by ビンビールズ
November 2016 Released, Tokyo Japan
Music by SATOSHIKO
Lyrics by NAMAHAGE
Close my eyes there's long way to go
Blue days, and throw one's dark debate
Close desktop face to real window
Gray sky, then right back to the chaos
I'm gonna' tell you something wrong
don't wanna sentimentalize
I hear I see I taste my way
I won't do I don't like
cause I can't stand your life
U hear u see u taste your way
No longer need to stay
'cause u can't act one's life
then we hope to see one day
I'm gonna' tell you weired thing but
don't wanna sentimentalize
Don't think and feel the star
Turn up and peal your sound
You'll be a star on the ground
We see we hear in different ways
That's true and I don't care
There are tons of reasons why
at least there's belief
I hear I see I taste my way
I won't do I don't like
cause I can't stand your life
U hear u ser u taste your way
No longer need to stay
cause u can't act one's life
then I hope to see you again
- JAPANESE TRANSLATION -
目を閉じる まだ先は長い
ブルーな日 暗い議論を投げかける
デスクトップを閉じて本当の窓に向かう
グレーな空 混乱へ戻ってゆく
決してセンチメンタルにはしたくないんだけど
ひとつ間違えた事を教えてあげよう
私は聴く 私は見る 自分の道を確かめる
したくない事はしない 君の代理にはなれない
君は聴く 君は見る 自分の道を確かめろ
留まらなくてもいい 人生を演じることは出来ない
そして いつか会えたらいいね
決してセンチメンタルにはしたくないんだけど
ひとつ変なことを教えてあげよう
考えるな 夜空を感じろ 上を向け 轟かせろ
そして君も星となる
私たちは聴く 私たちは見る それぞれのやり方で
それは多分本当の事 だから何だ いくつもの理由がある
信念があれば 少なくとも
私は聴く 私は見る 自分の道を確かめる
したくない事はしない 君の代理にはなれない
君は聴く 君は見る 自分の道を確かめろ
留まらなくてもいい 人生を演じることなど出来ない
そして また会えたらいいね
text by NAMAHAGE
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曲の歌詞を含め文を書くのは大人になってからかなり好きになったのですが、小説作品として書きはじめたのは去年から。小説も音楽となんだか似ていまして。構成を最初から最後までほぼ固めてから作る人と、最初のとっかかりを作り始めてから次の展開につなげていく人と二種類いるらしいですが、僕は音楽も小説も後者です。書いているうちになんだか自分の脳の引き出しの奥深くにしまってあったものがズルズルと出て来る気がして、それがなんだか恥ずかしい気もするけど気持ち良い気もするので、書いてます。
なお、今回はマルカフェの棕櫚第五号特別企画として文藝部x美術部コラボという事で、sheeno様が美しい挿絵を書いてくださいました。
作品名『オーケストレーション』
【挿絵】sheeno 【あらすじ】オーケストレーション(音楽用語):管弦楽法 オーケストレーション(コンピュータ用語): 多数のプロセスが独立して動作する複雑なシステムを管理・ 統合し、首尾一貫した意思決定が提供されるよう制御・ 自動化する仕組み。フィクションか誠か、 どこまでも続くサーバラックの森の中で男が見たものは。
11月23日(水祝)に東京流通センターにて開催される
「第二十三回文学フリマ東京」にて販売開始します。
『マルカフェ文藝部』ブース番号:イ-43,44,45 より詳しくはコチラの本家ブログから。
また、ビンビールズ公式通販サイトでも通販予約開始しましたので是非。
前作「ストライダー」掲載の第四号も売ってるからよろしくね。
*発送は11月23日以降になります。通販サイトはコチラから。
今回の表紙も挿絵作家のなかの真実氏による壮麗な出来栄え。
部屋に飾っておくだけでもイイ気分。
【棕櫚第五号/参加作家&掲載作品一覧】
・天ヶ瀬幹夫 「桜鱒もしくは山女魚の場合/『サーモン』返話」(小説)
・石川友助 「スパイス」(小説)
・岡崎友則 「錆の街の商店街」(グラフィック)
・KazuTabu 「スパイス『キムラ郡キムラ村』『山の神ンガイ』」(挿絵)/「Resurface-d」(詩・随筆)
・カフェラテ・イリエ 「私立探偵富頭冴シリーズ第二弾『尾行対象者』」(小説)
・かめやままあ 「土佐山日記黎明編・中」(漫画)
・くりまる 「香港酒宴」(小説・挿絵)
・sheeno 「オーケストレーション」(挿絵)
・津川智宏 「妖しの門」(漫画)
・寺澤智恵子 「gate」(銅版画)
・中川マルカ 「おとなひ」(小説)
・なかの真実 「私立探偵富頭冴シリーズ第二弾『尾行対象者』」(挿絵)
・ナマハゲ 「オーケストレーション」(小説)
・hunton 「おとなひ『キミエ』『エマ』」(挿絵)
・水野行雄 「マルカフェおしゃべり講座『イラストの話』Q&A」(インタビュー)、「サラトガ」(イラスト)
・武藤麻衣 「Animals」(写真と物語)
・森瀬 一琉 「バブル/ハニーカステラ、キャラメルポップコーン続編」(小説)
よい読書の秋を。
text by NAMAHAGE
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今日の午後は"もりきこ"さんのライブを観に横浜の鶴見まで来たので、帰りに昔住んでいた場所を歩いてみた。
鶴見は十七年前、一年半くらいだが会社の社宅があったので住んでいた。
その後足立区に引っ越して以来、たぶん一度も来ていない。
歩き始めたらびっくりするほど自分の記憶が薄い。なんでこんなに覚えていないんだ。毎日通勤で歩いてたはずの道も、街が変わったのか自分が忘れただけなのか、ぜんぜん感慨深くない。十七年ってやっぱり長いんだ。
知ってはいたけど高台にあった自分が住んでいた社宅はとっくの昔に取り壊されて、きれいな建売りの住宅地になっていることを確認。高台から見える景色を眺めていたら、それでもじわじわと少しずつ記憶が戻って来た。
確か歌舞伎町の女王とオートマティックを借りた個人経営のCDレンタル屋も当たり前だけどもう跡形も無くなっていた。その後TSUTAYAが隆盛し、今じゃCDをレンタルする事もだいぶ少なくなった。
自分の趣味や興味を持つ対象も変わった。
なんだか歴史の本を読んでるみたいな気持ちになったよ。十七年は、やっぱり長い。
*****
ところでその"もりきこ"さんとは12月にちょっとイレギュラーな感じで競演する予定です。
のちほど発表。お楽しみに。
text by NAMAHAGE
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いろんな人がいろんな感じ方をしたと思うが、僕はあえてひとこと言いたい。
なんだかずいぶん
「じいさんになって復活した有名ロックバンド」
って切り口で編集されてたなあと。
平均年齢五十歳とかさ。マッサージ受けてる場面とかさ。体力は落ちても気持ちはなんたらとかさ。
別に本人たちは気にもしてないかもしれないが、なんだかこっちが気になったぞ。
「15年ぶりに復活した凄いロックバンド」
でいいじゃないか!
日本人は年齢を気にしすぎるから、知らず知らずのうちに自分に自分で足かせをつけてしまうよ。
そういうの、あんまり良くない事だと思っておる。
で
良い意味でなんだか沁みた吉井さんの言葉があった。
「夢は?」と聞かれてちょっと面倒そうな顔をした後に
「夢はだいたい叶いました」
と答えたところ。
そうやって言い切れるところがかっこいいね。
夢をだいたい叶えた人間がこれからの何十年どんなものを見せてくれるのか、楽しみだ。
さて
お目汚しだとは思うが、またこれ乗っけとくか。
text by NAMAHAGE
JUGEMテーマ:音楽
ナマハゲです。お越しいただいた皆様、ありがとうございました。呼んでくれたスイスカメラ、ありがとうございました。共演のThe Caraway、素敵な演奏ありがとうございました。ビンビールズも今回はただ自分たちの演奏をするだけではなく、音楽イベントの一角を全うできたような気がして概ね満足しております。
スイスカメラはやっぱりすごく良かった。特に「アニメの世界」という曲のイントロ、名曲中の名曲。
ご存知ない方、よかったらぜひ見てみてください。こちらのインタビュー記事も興味深いです。
【Interview】スイスカメラ swiss camera
上記インタビューの中でスイスカメラの音楽について「個人性」という言葉で表していますが、そこのところ深く共感。
私も音楽で他人の人生変えようなどと大きな事は思っていませんが、第一には自分自身の人生くらいは少し変えたいという気持ちと、聴いてくれた人に何かしら感じていただいて少しくらいは気持ちよくなっていただきたいという想いでやっているつもりです。
今回のライブでは観ていただいた方からたくさんの言葉をいただいて、ほっこりしています。しかしながら、表現する際にはもちろん表には出さないようにしているんですが、私の心の底にはいつも「自分など大したことない」という気持ちがあるようで、それは自分の作ったものや実行した事でどんなに人に褒められても凄いよと言われても払拭できる類のものではなさそうです。人間なので肯定される事は素直に好きですが、一方で何かこう具体的に面と向かって言われるとなんだか慌ててしまい、せっかくアレがよかったコレが良かったと言ってくださっているのに「ありがとうございます!」の一言しか返せない事も多々。そんな感じですので、昨日も褒めていただいたり感想をお伝えいただいた皆様に、この場を借りて少しお詫びを言っておきたいと思います。(なおSNSとかで書いてくださる分にはとても喜びます。あとで読んでほくそ笑みます。そちら大歓迎。)
スイスカメラの西崎憲さんはもう本当に文学な方なので、話しているとそのあたりの心の奥底にいきなり深く切り込んで来ることがあってちょっとハッとする時があります。自分だけかもしれませんが大人になって歳を重ねてくると己の人格というものがある程度固まってきてあまり深く考えずに毎日を過ごすようになって来るのだけれども、なにか突然そんな風に心を見抜かれるような事を言われるとそれはそれで面白いというか、不思議というか。何となく私の好きな種類の音楽にも、唐突に胸に切り込んで来る様なそういう機能があるのかななどと、やっぱり音楽って好きだななどと思った一日でありました。
ビンビールズ、しばらくライブがありません。曲を作っていきたいと思います。
【2016.9.25演奏曲】
牛乳瓶の底
ハチミツハニー
LIFE
GALAXY FICTION
迷信と科学
ストライダー
text by NAMAHAGE
photo by 木下ひろこ
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先般ひさしぶりにビンビールズ発祥の地、小岩のスタジオでリハーサルしてきました。今どき珍しすぎるスタジオ内飲食喫煙オールオッケー、小岩の怪しげな繁華街の片隅にある小さなスタジオなんですけど、設備はだいぶ古いけど、決してキレイなスタジオでは無いけれど、リハーサル終わったあとめちゃくちゃタバコ臭くなるけど、やっぱりここはなんか凄く良いんです。壁に染み付いた過去のバンドマンの怨念みたいなものが、俺たちに良い曲を作れと言ってくるんです。やっぱビンビールズの原点はここだな。言うならばビンビールズの音楽は
"小岩系" です。
Youtube見てたらそのスタジオで撮ったちょっと懐かしい映像が出て来ました。まんぷくの金髪がイカしてるぜ。
それはともかく一旦小岩から離れまして、一週間後の9月25日(日)は下北沢モナレコードでランチタイムのライブです。この日はビンビールズの文学的な側面にスポットをあてたセットリストで挑みます。ショッピングやランチのついでに是非お越しいただければと思いますよ。*ニルヴァーナは演りません
なお、チケット代2千円+ドリンク500円でのご案内となりますが、ドリンク500円に代えてランチセット700円でも良いみたいです。たぶんランチセットの方がだいぶお得なのでおすすめ。下でカフェもやってるモナレコードのお食事は美味しいです。
あまり頻繁にライブをやらないスイスカメラさんのレコ発イベントなので、もしかしたら早めにソールドアウトになるかもしれません。ご予約は是非お早めにどうぞ。
NEXT LIVE
2016年9月25日(日)
swiss camera 1st full album "酸素と丘とレンズ" リリース記念イベント
下北沢モナレコード 3F LIVE SPACE
開場12:00 開演12:30
前売・当日 2,000円(+お飲物500円)
12:30 ビンビールズ
13:10 The Caraway
13:50 swiss camera
ご予約はコチラから。
text by NAMAHAGE
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2016年9月25日(日)
swiss camera 1st full album "酸素と丘とレンズ" リリース記念イベント
下北沢モナレコード 3F LIVE SPACE
開場12:00 開演12:30
前売・当日 2,000円(+お飲物500円)
12:30 ビンビールズ
13:10 キャラウェイ
13:50 swiss camera
ご予約はコチラから。
***************************************
今でこそビンビールズはあたらしい作品を作るたびにMusic Videoを自作してこれでもかと言うほど出しているわけですが、もちろん十何年も前にバンドを結成した当初はPV(その頃はこう呼ばれていた)なんて自分で作れるような環境もなく、ましてやYouTubeなどというサービスもない時代でありましたよ。そんな頭で活動していたので、ある時点まではビデオを自作して発表することが大切などとは夢にも思わず、ひたすら音源制作とライブ活動に集中していました。
そんな2008年頃、ふとしたきっかけから西崎憲さんという方と出会い。
西崎さんは、作家であり翻訳家であり、歌人でありミュージシャンであり、文学誌の編集長であり、その他多岐にわたってプロフェッショナルなお仕事をされている方なのですが、一度新宿LOFTまでビンビールズのライブに足をはこんでくださった事がありました。そしてその時に演奏していた『迷信と科学』という曲をたいそう気に入ってくださったようで、ライブ後に「ビデオを作った方が良いよ、作り方教えてあげるから」と提案までいただいてしまい、作業場へお邪魔して映像編集の勉強をさせてもらった経緯があるのです。
その時から、私の映像編集に対する意欲が高まって、そして今に至ります。
ビンビールズの映像制作に関して、西崎さんは恩師にあたるというわけです。
その節は、ありがとうございました。今はこんなにできるようになりました。
***************************************
そして7年後のいま
その西崎憲さん率いるポップ・エレクトロ・ロック・ヴァイオリン・ギターポップバンド
swiss camera(スイスカメラ)
のフルアルバム"酸素と丘とレンズ" リリースイベントにお誘いいただき、恩師との対バンが実現したと、そういうわけです。
日曜のちょうどお昼の時間から、場を荒らさない程度にしっかりと、この日のビンビールズは少し文学的に演りたいなと考えております。いや、できるかな?できるのか?毛ガニ先生!
そのあたりはお楽しみに。場所は7月に引き続き下北沢モナレコードと、不思議なめぐり合わせです。
スイスカメラ、実に良いですよ。たいへん良質で心地良い、日曜の午後に気持ちよくなっていただくのにぴったりです。
***************************************
なお、その時にサンプルで作っていただいた「迷信と科学」のPVですが、時が経つうちに当時の我々の演奏技術の拙さ(特に自分の歌だけど)が気になってきてしまい、一旦お蔵入りにしていました。この機会にこちらも期間限定公開しておきますので、よかったらご覧ください。今ならライブでも、この時の音源よりずっと気持ちの入った良い演奏ができると思うな。
text by NAMAHAGE
]]>四つの季節の中でもしかして夏ってのはどうも一番短いものなのかもなと、いまさら気がつきました。
今週末の土曜日は地元秋田で「全国花火競技大会」、通称「大曲の花火」が開催されます。もう何年も行ってないけれど、どうか晴天でありますようにと願う。
秋田の夏は東京よりもっと短いので、八月最後の週末に行われるこの大曲の花火が終わると一気に秋が来ますね。
自分で作った曲はどの曲も好きですが、3年前につくったこの曲は実は特に好きな曲なんだな。けれども夏が完全に終わってしまうとあまり演奏する気にならないもので、あまりライブでたくさん演奏出来ないのが悩みどころです。
今のうちに。
text by NAMAHAGE
]]>
オリンピック、やってますね。
音楽やってる人には多いかもしれないけれど私(ナマハゲ)は子供の頃あまりスポーツが好きではなくて生粋の文化部でした(中学では科学部主将)。運動部のあのノリがどうしても近寄りがたくてスポーツは見るのもやるのも好きじゃなかった。坊主刈りにするのもごめんだったし、根性論とか精神論、ましてや連帯責任を振りかざす顧問の先生たちも好きじゃなかった。
そんな避けて通って来たスポーツだけど、不思議と年齢を重ねるにつれて何故だか、見るのもやるのもだんだん好きになっちゃってきているのが不思議。特にプロ同士の真剣勝負の模様は、勝ち負けそのものよりもなんだか見てて気持ちが安心するんだよね。
いろいろ嘘や仕掛けばっかりの世の中で、そこだけはほぼ嘘がない世界だからかななんて思いました。
だけど「日の丸を背負う」って表現だけはあんまり好きじゃないね。
誰のためでもなく、選手みんながそれぞれの自分自信のために闘うという時代が来たら、もうちょっと世の中平和になるのかもしれないね。
では。
text by NAMAHAGE
]]>
2016.8.11マルカフェス、ありがとうございました。
出演者はもとよりスタッフやお客様にいたるまで、様々な"モノを創る人"の寄り合いというムードで、終始良い感じにごちゃっとした感じでたいへん愉快な一日でした。当日の状況はマルカフェさんのブログがあまりにも詳しいのでこちらね。
http://ameblo.jp/malucafe/entry-12189596459.html
ところでなんだかビンビールズで演奏してる途中に思ったんですが。うちのバンドのステージって、何かにつけてだいぶ
強引
だね。
ほんとなんか力技でいつもすみません。
でも、今度とも、よろしくお付き合いくださいね。
【曲順】
マルカフェのテーマ
ストライダー
すきま
迷信と科学
NEW MUSIC
ハイライト
バガボンド
t a m a y a
賛否両論
マルカフェのテーマ(毛ガニ編)
en.スリーコード
text by NAMAHAGE
]]>
ビンビ・ラウンジも終わって少しほっとしてたら、夏が来ちゃいました。
8月11日(木・祝)山の日
室内だけど東急池上線の御嶽"山"駅ちかくの週末カフェ『マルカフェ』主催の音楽フェス
マルカフェス
今年も参加します。
昨年はさとしこ抜きでの3ピースによる変則編成だったけれど、
今年は4人そろって出演しますよ。
タイムテーブルはこちら。
11:30 Open
12:00 フンバート
12:50 内田政徳(夢うらら)
13:40 宮城俊一
14:30 ザ・ピューリッツァーズ
15:30 保利太一
16:30 もりきこ
17:30 ビンビールズ
18:45 CLOSE
ビンビールズは今年は僭越ながらトリを努めさせていただきます。
たっぷり45分いただいてますよ。
他出演者の詳しいご紹介はマルカフェのブログにて。
【マルカフェス出演者紹介 その1】ザ・ピューリッツァーズ/保利太一/フンバート
【マルカフェス出演者紹介 その2】内田政徳(夢うらら)/もりきこ
ご入場料金2千円(1ドリンク付)、追加オーダーのフードやドリンクメニュー多数。再入場可。
今回のご予約はこちらの直接マルカフェス特設予約フォームにて。
さて、新曲『NEW MUSIC』ですが、各種配信サイトでの販売およびストリーミングが始まりました。
配信ストアはこんな感じです。
便利な世の中になったもんだけど、こんなにいっぱいあって大丈夫なのだろうか。
今のところCDなどの物理媒体にして販売する予定は無いので、是非この機会に購入いただいて朝の通勤通学の際などに聴いていただけると、まあ多少は今日も一日頑張ろうという気になっていただけるのではないかと信じております。
歌詞、いままでまとめて載せていなかったので、こちらで紹介しますね。
NEW MUSIC
作詞・作曲:ナマハゲ 編曲:ビンビールズ
ああ 愛だ恋だ綴った春の日も
実家の箪笥の隅に仕舞われているの
そんな事さえ忘れかけ
時に忘れようとさえ努めてきました
ああ 好いた嫌いだ歌った秋の日も
心の奥の方に仕舞われているの
あなたの歌が聴きたくて
重いダンボール箱を開いてみました
電線ばかりの交差点だ
暮れかけた空の茜を見ていたい
少し心も痛い
日々にとらわれて見えなくなった
四つ角にあった小さなパン屋
新しい時代はどっちだ
エブリディ エブリディ
現在を歌えば それが全てNEW MUSIC
くだらない大人になっていないかと
問いかけながら 喜びと 悲しみと
前進ばかりの交差点だ
名も知らぬ誰かに追い越されてしまう
たまに心も仕舞う
日々にとらわれて見えなくなった
裏道にあった小さな本屋
新しい時代はどっちだ
どっちだ?
エブリディ エブリディ
君も歌えば それも全てNEW MUSIC
戻せない何かに焦がれる心に抗いながら
後悔も 償いも
エブリディ エブリディ
現在を歌えば それが全てNEW MUSIC
理由もなく何か諦めてないかと
問いかけながら 喜びと 悲しみと
歌うのさ
NEW MUSIC
text by NAMAHAGE
]]>
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。我々スローペースな活動ではありますが、ひとつところにとどまっている事があまり好きではないので、何か少しでも新しい試みを続けてゆきたいと思う中での新規イベントの第一回目でした。
おかげさまで早い時間から多くの方にご来場いただき、後半には用意したお座席もいっぱいになり、素敵なムードの中で演奏させていただくことができました。小さなことでも積み重ねでまだまだやれる、楽しんでいただけると思ってやっていますので、これからもビンビールズを、ビンビールズのやる事を、こっそりと注目していただけたら嬉しい事です。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
【曲目】
1. 風
2. tamaya
3. LIFE
4. 牛乳瓶の底
5. NEW MUSIC
6. mytube
7. 賛否両論
8. ストライダー
アンコール(セルフ)スリーコード
さて、次のライブはこちら。
こちらも昨年に引続き2度目となった、御嶽山マルカフェでの夏フェスに参加です。
セミアコースティックスタイルのバンド編成ライブになります。
8月11日(木祝)は、「山の日」!!
御嶽山マルカフェで、音楽とアートをたのしむ、マルカフ
会場:マルカフェ http://www.malucafe.com
開場11:30/開演12:00
2000円/1ドリンク付(税込)/再入場可
11:30 Open
12:00 フンバート
12:50 内田政徳(夢うらら)
13:40 宮城俊一
14:30 ザ・ピューリッツァーズ
15:30 保利太一
16:30 もりきこ
17:30 ビンビールズ
18:45 CLOSE
【概要】
・アコースティック・セミアコースティック形式の音楽ラ
・追加オーダーのドリンク・フードも多数ご用意していま
【ご予約フォーム】
https://
text by NAMAHAGE
photo by 木下ひろこ
]]>小出しにしてきた細かい情報など含め、まとめます。
もしかしたらソールドアウトになるかもしれない(そしたら嬉しい)ので、ご検討中の皆様は是非お早めに!
2016年7月16日(土)
下北沢モナレコード 3F LIVE SPACE
開場18:00 開演18:30
前売・当日 2,500円(+お飲物500円)
18:30 えくおとさず
19:20 気休めとディープ
20:10 保利太一
21:00 ビンビールズ
【1】ご来場者みなさま着席形式のライブとなります。自由席ですので、先着順でお好きなところにお座りください。
【2】下北沢モナレコードは飲食メニューが充実しています。ぜひ美味しいものと一緒に音楽をお楽しみください。ご注文などスムーズにできるよう、各出演者の間の休憩時間は15分と少し長めにとってあります。
【3】終演後はそのままカフェタイムとなります。どなたさまも23時頃まで居残り飲食可能ですので、ごゆっくり。
【4】転換時のBGMはビンビールズ4人それぞれがセレクトしたプレイリストが流れます。こちらも秘かにお楽しみに。
【5】トップバッターの「えくおとさず」のステージですが、ビンビールズのナマハゲがベースを弾くことになりました。こちらもお見逃しなく。
【6】この日のイベントはメインホール内は「禁煙に近い分煙」とさせていただきます。喫煙所は後方奥の通路一カ所のみにご用意いたしますので、ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
【7】中学生以下のお客様(保護者同伴)は入場料1,000円(+ドリンク)、未就学児は無料となります。ご家族でも是非どうぞ。ご予約時に備考欄にご記入ください。
【8】当日券の有無などは当日の状況を見てtwitter/facebookなどのSNSで発表します。
【9】モナレコードの地図はこちらです。下北沢駅より徒歩一分。
それでは7月16日、下北沢でお待ちしております!
text by NAMAHAGE
]]>
『NEW MUSIC』
早速、たくさん見ていただきましてありがとうございます。
タイトル・サウンド・歌詞・映像など、言いたい事を山ほど詰め込んであるのですが、まずは曲をじっくり聴いて何か感じていただけたら嬉しいです。
ひとつ言わせてもらうなら、私が作品を作る上でずっと思っていることがうまく実現できたかな、と思ってます。私は何十年も前の昔のモノや歌や人などが大好きなので、それらを見たり聴いたりするといつも心がキュンとするのですが。それを人はノスタルジーと呼ぶのでしょうが、それはそれで良いのだけれど、あまり浸ってしまうと自分が未来に進むことを阻害してしまうような気がして少し怖くなることがあります。
「昔は良かったよね」で終わらせてしまっては、先に進めないなと思う。
なので、ビンビールズでは、そんな自分の大好きな昔のものを今の技術や自分の力で現在のものとして蘇らせたいと思うんです。
ノスタルジーをただの憧れのまま終わらせたくない。
そんな気持ちを込めて、作りました。
さて
「ライブ」とは現在の象徴、リアルの象徴だ。
この曲をライブで初お披露目する日が近づいて来ました。
行こうかなと迷ってる方、そろそろ予約いただけたら嬉しい。
直前だとバタバタするからね!
『ビンビ・ラウンジ PART1』
2016年7月16日(土)
下北沢モナレコード 3F LIVE SPACE
開場18:00 開演18:30
前売・当日 2,500円(+お飲物500円)
18:30 えくおとさず
19:20 気休めとディープ
20:10 保利太一
21:00 ビンビールズ
終演後 23時頃までカフェ・バータイム(どなたでも居残りできます)
text by NAMAHAGE
]]>
外国では大きな変化やすごく悲しい事件も頻発していて、おれたちはますます不安が高まってゆく。
こんな時、様々な人が様々な事を言う。
様々な人の言葉を聞けば聞くほど、俺は何が正しいことなのか益々わからなくなってゆく。
何が正しいかってことを完璧に分かっているというほうが、異常な事のような気さえしてくる。
人は自分に都合の良い事を大きな声で言う。都合が悪い事はできれば言わないようにする。
程度問題だ。でも誰だってそうだ。俺だってそうだ。
俺たちは、日々選択を迫られている。
信じている事があるなら「私はこう思う」と言えばよいし、それを伝えるのも、聞いて受け入れるのも自由だ。
何を信じるかは、自由だ。
だが、昔から、気に入らないことが一つだけあるのでこの文章を書いている。
「こうしなければならない」「そうでなければならない」と、他人の行動を操ろうとする事だけは、気に入らないのだ。
特定の個人が発した言葉じゃなくとも、時に人は集団となってこういったムードを知らず知らずにつくり出すことがある。
周囲の事ばかり気にしながら生きる人は、自分で責任を取らない。
何かうまくいかない事があれば、すべて他人のせいにする。
自分で考えていないからだ。
だがその方が楽だと言う事もあるから、気を抜くとそちらの方に流されてしまう。
程度問題だ。でも誰だってそうだ。俺だってそうだ。
だが、そういう人が増えると、それで得をする人たちもいるのだ。
自分が考えた結論が誰かの影響を受けていないなどという事は決して無いし
出した結論が本当に正しいかなんてことは誰にもわからない。
それでも、やっぱり諦めずに続けていくしかないじゃないか。
おれはおれの人生を他人のせいにして生きたくない。
自分の歌には、そういう想いを歌詞の一部に込めた曲がけっこう多い。
なかでも「ハイライト」なんかは結構直接的に言ってるつもり。
絵はポップだけれども、歌詞はわりと硬派なこと歌ってるんだぜ。
時にそういう視点でも聴いてもらえたら、作った人としては嬉しい事です。
壁に書かれたかすれた詩が ひとの心地を絡み取る
窓に映ったすすけた雲が 群れの隙間に忍び寄る
パッと出て そっぽ見て アンタので もっと歌えよ
破れ風吹くまま 燃えて朽ちるからだ
涙こらえたらば 声が尽きるまで 愚かな私と
三千海里も歩め
パッと出て そっぽ見て アンタので 踊れ
破れ風吹くまま 燃えて朽ちるならば
闇を照らしながら その身果てるまで 愚かな私と
三千海里も歩め
************************************************
もうすぐです。
『ビンビ・ラウンジ PART1』
2016年7月16日(土)
下北沢モナレコード 3F LIVE SPACE
開場18:00 開演18:30
前売・当日 2,500円(+お飲物500円)
18:30 えくおとさず
19:20 気休めとディープ
20:10 保利太一
21:00 ビンビールズ
終演後 23時頃までカフェ・バータイム(どなたでも居残りできます)
text by NAMAHAGE
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終演後に出演者で集合写真
俺ちょっと、宮尾すすむさんみたいだけど
演奏曲:
LIFE
スリーコード
Space Oddity (カバー)
SO YOUNG(カバー)
mytube
ロマンズ
今まで出て来たイベントってバンドかイベンター主催のものがほとんどだったのだけど、今回は主催のnanaちゃん(写真中央)の個人主催。しかも彼女にとって今回が初のイベント主催ということで、そんな大切な時に呼んでいただいて本当にありがとうございます。なんだかいろいろな要素が混じり合って、nanaちゃんを中心に出演者同士の息も自然に揃って、昼間っから感動のイベントになりました。次回もやる気十分のようなので、ぜひご期待を。
共演者についてひとことだけ
【えくおとさず岡田】
安定のネガティブエンターテインメントショー。大好きだ。
【もりきこ】
長いキャリアが育んだ二人の阿吽の呼吸と多様な音楽を取り込んだ高品質ポップスにびっくり。
あ、俺のことセンパイって呼ぶのは今度からやめてください。笑
【玉梶かずや(ゼーゼーハーハー)】
なんか初めて会ったという気が全然しない!
【内田政徳(夢うらら)】
ピアノが入ったゴージャスな演奏良かった。内田くん、音楽と人間に対する真摯な態度が魅力たっぷりな男です。
さ、次はビンビ・ラウンジに向けて。もうすぐだな。
『ビンビ・ラウンジ PART1』
2016年7月16日(土)
下北沢モナレコード 3F LIVE SPACE
開場18:00 開演18:30
前売・当日 2,500円(+お飲物500円)
18:30 えくおとさず
19:20 気休めとディープ
20:10 保利太一
21:00 ビンビールズ
終演後 23時頃までカフェ・バータイム(どなたでも居残りできます)
text by NAMAHAGE
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先日、秋田の実家にすこし帰っていました。
仏間に拝みに行ったら仏壇の横にLPレコードが大量に積んであって、
どうやら父親が昔買った「昭和歌謡史」みたいなシリーズもののようだった。
その中の一枚にこんなのがあって
他のレコードはみな年代別にヒットした歌謡曲が収録されているんだけれど、この一枚だけは当時ラジオで放送されていた日本の重要な局面の音声を収録したものでした。2.26事件とか東京オリンピックとかね。
興味深かったので父親に「これ聴いてみようよ」と言って、テレビで流れていた巨人のデーゲームの音声を切って、レコードをかけて一緒に聴いてみた。思えば父親と一緒にレコードを聴くなんてはじめてのことだ。
「これ、いつ買ったの」と聞くと、
「うーん十年くらい前だろ」と言う。
いやこのジャケットの感じからして十年前はないだろと思ってよく見たら、三十年くらい前のやつだった。おいおい。
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さて、ビンビールズは新曲をひとつ作りました。
音源は完成。うまくいけばミュージックビデオも近日中に発表できる予定です。
事前にタイトルだけ、発表させてください。タイトルは
『NEW MUSIC』
良いタイトルだと、思いませんか。(俺は思う)
どうぞお楽しみに、あと少しお待ちください。
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ビンビ・ラウンジが3週間後に迫りました。
6月30日までにご予約いただいたお客様には、一杯目のドリンクチケットをプレゼントする先行予約特典があります。
是非、この機会にお早めにご予約ください!
『ビンビ・ラウンジ PART1』
2016年7月16日(土)
下北沢モナレコード 3F LIVE SPACE
開場18:00 開演18:30
前売・当日 2,500円(+お飲物500円)
18:30 えくおとさず
19:20 気休めとディープ
20:10 保利太一
21:00 ビンビールズ
終演後 23時頃までカフェ・バータイム(どなたでも居残りできます)
【先行予約特典】6月30日までにチケットご予約いただいた方へは入場時1ドリンクチケットをプレゼント。
text by NAMAHAGE
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ORGA-1133 / mini album / ¥1,800円(plus tax)
2016.04.27 ON SALE
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タワーレコード http://tower.jp/item/4211787
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