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「ビンビールズと僕」by まんぷくドラマー

僕は17歳からドラムを叩きはじめて、今年で30年。

高校生の時は、BOOWY、尾崎、ジュンスカ、レッド・ウォーリアーズなどの

コピーバンドで叩き、東京に出てきてからはオリジナル曲のライブバンドをいくつも組んだ。

THE HALATION、NOIZY GANGS、モスキートパンチョ、ベルグリーズ、

グロッカーズ、キラーパンダ、そしてビンビールズ。

自分のドラム歴の半分近くはビンビールズで叩いてきた。

 

ビンビールズ時代の14年間はいろんなことがあった。

倉田がナマハゲに、原子がさとしこに、渡邊が毛ガニにへと名前が変わった。

というか、オレが変えたw

(まんぷくはすでに14年前はまんぷくであった。)

初のスタジオリハーサルで、今まで曲作り未経験のメンバーと速攻で曲作りを始め、

ものすごいペースで曲が仕上がり、即ライヴ。

サラリーマンバンドとは思えないスピードだったと思う。

 

ライブ明けのスタジオ練習では、毎回ライヴ映像をノートPCでみんなで観ながら

ダメだしをしまくった。(主に、ステージングについて)

ライヴをがんがんできない自分たちには客観的に自分たちへダメだしして、

修正を加えていくことが良いと思ったからだ。

(これ、結構良いやり方だと思いますよ。バンドマンよ、参考まで)

 

「ビンビのライヴを楽しんでもらいたい!」

純粋にそのためだけに仕事終わりの深夜練習やライヴ映像チェックに励んだ。

目的を持って努力する者には、音楽の神様はちゃんと見てくれていて

ビンビールズは演者として成長し、お客さんにも楽しんでもらえるライヴを

連発できるようになった。

 

自主制作ではなく、エンジニアの方達とつくる音源というのも

ビンビで初体験だった。そこで初めてドラムも「クリック」で叩く

というのを覚えた。(クリックでオレのドラムも成長したなぁ)

 

14年間でバンド以外のことでも色々な変化が起きた。

家族が増えたメンバー、独り者から家族になったメンバー、

かみさんが服飾デザイナーになったメンバー、猫を飼いだしたメンバー、

課長になったメンバー、社長になったメンバー、内視鏡手術をしたメンバー、

会社でぶっ倒れて死にそうになったメンバー…。

様々なことが起こったが、「解散」には至らなかった。

「ビンビールズっていつまで続くのかな?」とたまに考えたこともあった。

その時は解散する理由がまったく見当たらなかった。

 

しかし、このたび解散する。

理由はすでに周知の通りだと思うので、あえてココでは触れないが

まぁ、潔いのではないかと自分たちの事ながら思う。

ラストライヴでは「お客さんと楽しい時間をとことん共有する」

そのことだけ考えてドラムを叩こうと思っている。

 

14年間、様々な方達に支えてもらえたからこそ、今日まで来られたと思う。

本当にありがとうございました。

 

最後に、ビンビールズの曲の中で僕が一番好きな歌詞をここに記す。

 

『君の歌は綺麗じゃなくて リリカルなフレーズをまるで壊している でも最高だ』  

迷信と科学より

 

 

text by まんぷく

at 17:04, bimbeers, -

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