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プロフェッショナル 仕事の流儀

 

12月17日ビンビールズ2ステージライブ、みんなありがとうね。

 

僕らがハシゴでライブできるようにするのに、2つのイベントの主催者には細かく時間調整などご協力いただいてしまいお手数おかけしました。両者とも快く対応していただいたんだけれども、イベントを主催する側としてはこういうの結構大変なのを知ってるだけに、我が侭を聞いてもらってスミマセン。

 

『昼のビ』の鳩尾バズーカモンスターズは想像通り「ゆるカオス」な感じで、それにしてもコアな音楽をやってる人たちはなんでこんなにみんな人に優しいんだろうって思ったよね。ビンビールズとしてもちょっと黒っぽいイメージの曲を集めてやらせてもらいました。スクラムシロップとはバンドをやってるスタンスに勝手にシンパシーを感じているので、これからも仲良くしてくださいセンパイ。

 

『夜のビ』のKISS the RHYTHMは一転して、ゆるやかでビースフルな雰囲気で。たくさんの方に見ていただいてありがとうございました。昼のステージの疲れが丁度良く力を抜いてくれたみたいで、かなり良いライブが出来たんじゃないかと自負しております。

 

ライブ写真というものについて、思っていることを少し書きます。今回「KISS the RHYTHM」ということで初めてイベントを主催した木下ひろこ氏、本人が数えたらこれまでビンビールズのライブを71回も撮影してくれているとのこと。自分らがやったライブの本数にも驚きだけど、ほとんどのライブに予定を合わせて撮りに来てくれる彼女にも感謝しきりです。大きな会場でやる人気のあるミュージシャンなら分かるけど、我々のような規模感のバンドがこのようにメジャー級の作品を撮るフォトグラファーに毎回お付き合いいただけるのは、なんだかおこがましいと思う気持ちも正直あります。でも、ありがとう。

 

俺は感じているんだけど、良いライブ写真を撮るフォトグラファーというのはプロ意識がとても高いので、ライブ撮影中も常に背後にいる観客の邪魔にならないように細心の注意を払って移動したりシャッターを押していたりすると思うのね(たま〜に超邪魔な感じでバシャバシャ撮るやつがいるけどそれはダメダメな例)。ひろこ氏はそのうえ仕事も驚くほど早くてだいたい翌朝には写真ができてるし。だから、いつも恐縮してるんですほんとに。それで、昨日は彼女主催のイベントだし「やるなら今日しかない」と思ってラストのスリーコードでステージに引っ張り上げちゃいました。あとで記録映像見たけど、ステージの上で堂々と動き回りながら撮影をするカメラマン、新しいでしょう!でも良いアイデアだと思ったんだけど、後で聞いたら「ステージの上からは撮り難かった」と言われた。笑

 

そういうわけでまあ何が言いたいかと言いますと、バンドの活動というのはそういった沢山の裏方さんのプロの仕事により成り立っているというのを、今回はちょっとだけ知って欲しかった、ということであります。

 

今日は彼女きっと疲れて寝込んでいると思うので、今回撮ってもらった写真はまたのちほどご紹介しますね(冒頭の一枚の写真は記録ビデオからの切り出しで、彼女の作品ではありません)。

 

ビンビールズ来年の予定はまだモヤっとしか決まってないので、じきに発表します。それでは。

 

12/17曲順

 

【昼のビ】
 風
 ハイライト
 バガボンド
 GATE CRASHER
 エアヨーヨー

 

【夜のビ】
 賛否両論
 JETSTREAM
 A
 NEW MUSIC
 ストライダー
 スリーコード

 

text by NAMAHAGE

at 11:56, bimbeers, ライヴレポ

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