騒々しいけどごめんねいつもこんな風だよ
2016.9.25 スイスカメラ"酸素と丘とレンズ" 発売記念イベント
ナマハゲです。お越しいただいた皆様、ありがとうございました。呼んでくれたスイスカメラ、ありがとうございました。共演のThe Caraway、素敵な演奏ありがとうございました。ビンビールズも今回はただ自分たちの演奏をするだけではなく、音楽イベントの一角を全うできたような気がして概ね満足しております。
スイスカメラはやっぱりすごく良かった。特に「アニメの世界」という曲のイントロ、名曲中の名曲。
ご存知ない方、よかったらぜひ見てみてください。こちらのインタビュー記事も興味深いです。
【Interview】スイスカメラ swiss camera
上記インタビューの中でスイスカメラの音楽について「個人性」という言葉で表していますが、そこのところ深く共感。
私も音楽で他人の人生変えようなどと大きな事は思っていませんが、第一には自分自身の人生くらいは少し変えたいという気持ちと、聴いてくれた人に何かしら感じていただいて少しくらいは気持ちよくなっていただきたいという想いでやっているつもりです。
今回のライブでは観ていただいた方からたくさんの言葉をいただいて、ほっこりしています。しかしながら、表現する際にはもちろん表には出さないようにしているんですが、私の心の底にはいつも「自分など大したことない」という気持ちがあるようで、それは自分の作ったものや実行した事でどんなに人に褒められても凄いよと言われても払拭できる類のものではなさそうです。人間なので肯定される事は素直に好きですが、一方で何かこう具体的に面と向かって言われるとなんだか慌ててしまい、せっかくアレがよかったコレが良かったと言ってくださっているのに「ありがとうございます!」の一言しか返せない事も多々。そんな感じですので、昨日も褒めていただいたり感想をお伝えいただいた皆様に、この場を借りて少しお詫びを言っておきたいと思います。(なおSNSとかで書いてくださる分にはとても喜びます。あとで読んでほくそ笑みます。そちら大歓迎。)
スイスカメラの西崎憲さんはもう本当に文学な方なので、話しているとそのあたりの心の奥底にいきなり深く切り込んで来ることがあってちょっとハッとする時があります。自分だけかもしれませんが大人になって歳を重ねてくると己の人格というものがある程度固まってきてあまり深く考えずに毎日を過ごすようになって来るのだけれども、なにか突然そんな風に心を見抜かれるような事を言われるとそれはそれで面白いというか、不思議というか。何となく私の好きな種類の音楽にも、唐突に胸に切り込んで来る様なそういう機能があるのかななどと、やっぱり音楽って好きだななどと思った一日でありました。
ビンビールズ、しばらくライブがありません。曲を作っていきたいと思います。
【2016.9.25演奏曲】
牛乳瓶の底
ハチミツハニー
LIFE
GALAXY FICTION
迷信と科学
ストライダー
text by NAMAHAGE
photo by 木下ひろこ
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