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新ビンビールズの歩み 第八話 到達点

2012年2月25日 『ロック54』レコ発イベント



「ナマハゲさん、正真正銘のSOLD-OUTですっ!」

我々の出番直前、新宿RUIDO K4の楽屋に走り込んできたORGASM主催・有留裕志がそう叫ぶ声を聞きながら、誰かに心臓をギュっと掴まれるような、何とも言えない想いを感じていた。

2011年秋からレコーディングを始めた新作『ロック54』はあらゆる面でのクオリティ向上を目指し、ORGASM有留裕志プロデュースのもとじっくりと時間をかけてプリプロ(レコーディング前の仮録音)からクリックトレーニング、有留裕志肝入りのORGASM STUDIOの手によるレコーディング・ミックスを行い、それまでとは比べ物にならない程の作品に仕上がった実感はあった。さらに発売に向けては、ビンビールズ初となるメンバー出演MV『牛乳瓶の底』公開、特設サイト開設、USTREAM番組出演、インタビュー記事公開、グッズ製作、レコ発イベントのブッキング、告知、とにかく、自分たちで出来ることは何でもやろうと決めて実践してみた。





それにしてもだ。ここまで沢山の人に集まってもらえるとは。
結成9年、すでに本格的に四十代を迎えたサラリーマンバンドのイベントにだ。
ここまで沢山の人に集まってもらえるとは。

ひとつの到達点のようなものを感じながら、しかしこれで満足してしまってはいけないという気持ちになりながら、結局やっぱり感動しながら、我々はその日のイベントを終えた。

今からほんの一年前のこと。記憶にも新しいと思うので多くは語るまい。
もし興味があればこちらの
特設サイトを覗いていただきたい。当時の興奮状態が伝わってくるであろう。トップに掲載されているFlatLandCoilのイシハラ氏による全曲インタビューの記事も、ロック54の曲を知っている方にはきっと楽しんでいただけると思う。

完全未発表曲が大半だったアルバム『ロック54』の評判はその後も思った以上で、続けて公開した映像職人こだか氏によるMV第二弾『ハイライト』での誰も思いつかないような演出も、前作を超える衝撃を与えられたと自負している。まったく、こだか氏、期待を裏切ることを知らない男である。



このようにして、この頃からビンビールズ(有留裕志含む)は完全に

調子乗り期

に突入した。2012年はORGASM500回記念イベントで被り物をしたり、90分のロングライブを二度もやったり、ハロウィンのイベントでなまはげの被り物をしたり、新しいトーク番組を作ったり、まさにやりたい放題。お客さんも喜んでくれたと思うし、ここまで来たらもう大抵のことはやっていけるなと思っていた。

年が空け2013年春、あの日が来るまでは。

(続く)

第一話 理想と現実 http://blog.bimbeers.com/?eid=1421967
第二話 Do It Yourself http://blog.bimbeers.com/?eid=1421968
第三話 キラーチューン http://blog.bimbeers.com/?eid=1421969
第四話 協力者と放浪者 http://blog.bimbeers.com/?eid=1421970
第五話 ザ・ベスト http://blog.bimbeers.com/?eid=1421971
第六話 サラリーマン宣言 http://blog.bimbeers.com/?eid=1421972
第七話 始まりも終わりも無く http://blog.bimbeers.com/?eid=1421973
第八話 到達点 http://blog.bimbeers.com/?eid=1421974
第九話 晴天の霹靂 http://blog.bimbeers.com/?eid=1421975
第十話 復活 そして http://blog.bimbeers.com/?eid=1421976
最終話 不死鳥 http://blog.bimbeers.com/?eid=1421977

at 18:36, bimbeers, 新ビンビールズの歩み2009〜2013

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