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新ビンビールズの歩み 第二話 Do It Yourself

2009年 春。

今思い返しても、ライブバンドとして急速に成長を遂げていった時期がこの頃だった。何が起こったのかはっきりとはわからない。なにか唯一の突破口があったというのではなくて、それまでの5年間で積み重ねてきた小さなものが同時に花開いたのかもしれない。人に頼らずに自分たちでやっていこうと決意したからかもしれない。とにかくフロアの熱気が昨年までのライブと全然違った。

ライブでいろんなことを試してみた時期でもある。いくつか例を上げよう。

毛ガニに餅を撒かせたり



毛ガニにヨーヨーをさせたり



毛ガニの髪を伸ばしたり



このように、ギタリストとしていろんなことを試させてみた。

ライブを重ね、競演を通じてバンド仲間も増えていった。

オルタードシステム FlatLandCoil MEMENTO SONUS soul red jam シグルイ 風雷音 blinkstrings 打首獄門同好会 BRING 異星人解体 BLUE SUGAR SPIRITS tardigrada Frontallobe CHAOS

当時よく対バンしたのはこんなバンド達だったろうか。どのバンドも最初にそのステージを観た時にはそのパフォーマンスに恐れおののいたし、それに比べて自分たちは演奏も活動スタンスもぜんぜん中途半端だというネガティブ思考がまだ完全に抜けていない時期だったから、果たして自分たちはこんな人たちと同じステージに立ってて本当に良いんだろうかなんてその当時はまだ思っていた。それなのに皆、ひと回り以上も歳上のサラリーマンバンドなビンビールズと分け隔てなく接してくれたし、それどころかなんだかやたらとリスペクトしてくれたり、やたらと「ビンビールズすげーすげー」と言ってもらうことが多くてこっちが恐縮していた。これは決して謙遜しているわけではなく本当の気持ちである。

バンドマンは永遠に自分の出す音を客観的に聴く事ができない。だから自分たちの出している音が本当はどんな風に届いているのかは周囲からのいろんな情報に基き判断するしかない。歳はずっと下でも尊敬すべきミュージシャンである彼らからの言葉は、我々に少なからず自信を与えていった。

そんな中、バンドにとってとても大切なものが、ひとつ生まれた。

(続く)

第一話 理想と現実 http://blog.bimbeers.com/?eid=1421967
第二話 Do It Yourself http://blog.bimbeers.com/?eid=1421968
第三話 キラーチューン http://blog.bimbeers.com/?eid=1421969
第四話 協力者と放浪者 http://blog.bimbeers.com/?eid=1421970
第五話 ザ・ベスト http://blog.bimbeers.com/?eid=1421971
第六話 サラリーマン宣言 http://blog.bimbeers.com/?eid=1421972
第七話 始まりも終わりも無く http://blog.bimbeers.com/?eid=1421973
第八話 到達点 http://blog.bimbeers.com/?eid=1421974
第九話 晴天の霹靂 http://blog.bimbeers.com/?eid=1421975
第十話 復活 そして http://blog.bimbeers.com/?eid=1421976
最終話 不死鳥 http://blog.bimbeers.com/?eid=1421977

at 18:33, bimbeers, 新ビンビールズの歩み2009〜2013

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